「Battle Lineルール訳」
|
GMT社のBattle Lineルール日本語訳です。2000年にプレイした2人用ゲームとしてはかなりの傑作だと思います(^o^)。レビューはこちら−Battle Lineレビュー。 誤訳、解釈違い等ありましたら、お教えいただけましたら幸いです。 |
| 平成13年01月24日 |
| 翻訳:HAL99(hal99@mtj.biglobe.ne.jp) |
| 版数:第2版 |
|
プレイヤー数) 二人 プレイ時間) 約30分 内容物) ・ルールブック 1冊 ・軍隊カード 60枚(1〜10のカード6種) ・戦略カード 10枚 ・フラッグ 9個 準備) 9個のフラグ駒をプレイヤー間に一列に並べます。ディーラーは軍隊カードよくシャルルして各プレイヤーに7枚配ります。残った軍隊カードは全て裏向きにして山札にし、フラッグ駒のどちらか一方の端に置きます。10枚の戦略カードもよくシャフルして全て裏向きにして山札にし、先ほど置いた軍隊カードとフラッグ駒を挟んで反対側に置きます。 目的) プレイヤーは強力なフォーメーションを組んでフラッグの反対側にある相手のフォーメーションをうち負かすことにあります。うち負かすことによってそのフラッグがもらえ、任意のフラッグ5つを取るか、連続した3つのフラッグを取ったプレイヤーが勝利します。 プレイ) カードを配らなかったプレイヤーからプレイを開始します。プレイは、交互に行ってゆきます。プレイヤーは自分のターンに、自分の手札から任意の軍隊カード又は戦略カード1枚を選択し、表を向けて自分の戦線に配置します。そして、任意の軍隊又は戦略カード山札からカード1枚を引き、手札を7枚に戻してターンを終了します。山札が枯渇した場合、カードを補充することはできませんが、そのままプレイは続行します。 各フラッグはそのフラッグに隣接する軍隊カードのフォーメーションによって勝敗が決し、戦略カードはそのフォーメーションに影響を与えます。 図) ○−フラッグ (軍隊山札) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ (戦略山札) 軍 軍 隊 隊 カ カ ー ー ド ド <プレイヤー> 上記図のように各軍隊カードは、各フラッグに対応するように配置してゆきます。 軍隊カード解説) プレイヤーは軍隊カードを1枚選択して、表を向けて任意のフラッグと隣接して一列になるようにカードを配置します。各フラッグの各プレイヤー側には仮想のスロットが3つあります。このゲームでは、各フラッグに各プレイヤーは、最大3枚軍隊カードを配置してフォーメーションを作ることができます。フォーメーションには各軍隊カードが配置された順番は関係ありません。机の空間を節約する為に同じフラッグに対して後からプレイした自分の軍隊カードは、前のカードに少し重ねて配置すると良いでしょう(ルール2ページ上端図)。 例) <プレイヤー> 軍隊 軍隊 軍隊 ○ 軍隊 軍隊 軍隊 <プレイヤー> プレイヤーが軍隊カードをプレイすることができない場合は、戦略カードをプレイするかパスすることができます。この状態になっても相手のプレイヤーは勝敗が決するまで通常通りプレイを続けます。こういう状態は、プレイヤーが自分の軍隊を配置可能なスロットを全て埋め尽くしているか、手札がすべで戦略カードになっている場合に起こり得ます。 フォーメーション解説) フォーメーションの強い順番に解説します。 ・Wedge(くさび形:最強):同じ色で連番の軍隊カード3枚 例)赤4,赤5,赤3 ・Phalanx(方陣):同じ数字の軍隊カード3枚 例)黄8,赤8、緑8 ・Battalion Order(大隊集結):同じ色の軍隊カード3枚 例)青2,青7,青4 ・Skirish Line(小規模戦線):連番の軍隊カード3枚 例)黄4,赤6,緑5 ・Host(軍勢:最弱):上記以外のカードの組み合わせ3枚 例)黄5,青4,緑3 同じフォーメーション同士で強さを競う場合、3枚のカードの合計値が大きい方が勝利します。 例)Battalion Order同士の場合 赤4,赤6,赤3(合計13) 対 青7,青1,青3(合計11) 上記条件の場合、同じフォーメーションであるので、合計値の大きい赤の側が勝利 もし合計値が同じ場合、そのフォーメーションが接しているフラッグは引き分けとなる(フラッグの解決についてはフラッグ解説を参照の事)。 例)Host同士の場合 黄7,青2,緑1(合計10) 対 黄3,青3,緑4(合計10) 互いに同一フォーメーション且つ同一合計数字なのでこのフラッグは引き分けとなる。 フラッグ解説) プレイヤーは自分のターンで且つカードを補充する前ならば、任意のフラッグ(任意の数)に対して勝利を主張することができる。 フラッグに対して勝利を宣言するためには、まずそのフラッグに対して自分のフォーメーションが完成していること(フォーメーションの種類は自由)、そして相手のプレイヤーが完成している自分のフォーメーションに対して勝つことができないという事を証明しなくてはなりません。 互いのカードを比べるときに、相手のプレイヤーもカードを3枚置いているのであれば勝敗は明らかです(訳者:両者のフォーメーションを比べてください)。もし相手のプレイヤーが3枚未満しかプレイしていないのであれば、宣言したプレイヤーは、相手のプレイヤーがそれ以降いかなる軍隊カードをプレイしてフォーメーションを完成させても、宣言したプレイヤーの作ったフォーメーションに勝つことができないことを証明しなくてはなりません。 この証明をする時には、既にプレイされているカードを見て、この数字のカードは既に無いということを含めて証明してもかまいません。自分の手札にあって、まだプレイしていないカードを含めて証明することはできません。また、プレイされていない戦術カードは証明時に考慮しなくてかまいません。 両方のフォーメーションが同じ強さだった場合、最後にカードをプレイした側のプレイヤーが負けとなります。また、相手のフォーメーションが未完成で、たとえ完成しても最高で同率の強さとなる場合は、未完成側のプレイヤーが負けとなります。 フラッグの宣言が成功した場合、勝利した側のプレイヤーはフラッグを取り自分の側(カードより手前)に置きます(訳者:ルール3ページ中央の図)。以後はそのフラッグの場所に、軍隊、戦略カード共に配置することができません。 戦略カード解説) 戦略カードは10枚あります。戦略カードは軍隊カードの代わりにプレイして、フォーメーションに影響を与えることができます。プレイヤーは手札7枚の内ならば、望む枚数分戦略カードを持つことができます。ただし、相手のプレイ済み戦略カード枚数+1枚より多くの戦略カードを使用することはできません。つまり、相手が戦略カードをプレイしない限り、1枚しか戦略カードを使用できないことになります(訳者:相手が戦略カードをプレイすれば、さらに1枚プレイすることができるようになります)。 各戦略カードは3つのカテゴリーに属しており、それぞれ特殊効果を持っています。 1.モラルタクティクス このカテゴリーに属する戦略カードは、軍隊カードと同じようにプレイします(ルール2ページ下の図)。 ・Leader(Alexander, Darius):リーダーはワイルドカードです。リーダーを軍隊カードと同じ要領でプレイしますが、このカードの色と数字は、このカードが置かれた場所のフラッグを解決する時に決定します。例えば、青8をプレイしている所に、リーダーを置いたとします。すると、このリーダーを青6,7,9、10のどれかにすればWedgeフォーメーションに繋がりますし、任意の色の8にすれば、Phalanxのフォーメーションにつながります。各プレイヤーやリーダーカードを1枚しか使用することができません。もし2枚目のリーダーカードを引いてしまった場合、ゲーム終了迄使用できない札として手札の中に残ることになります。 ・Companion Cavalry:軍隊カードの8と同じ扱いでこのカードをプレイします。ただし、このカードの色は、このカードが置かれた列の解決時に任意に決定します。 ・Shield Beareres:軍隊カードと同様な扱いでこのカードをプレイします。ただし、このカードの数字と色は、このカードを配置した列が解決される時に決定します。ただし数字は3以下にしかできません。 2.エンバイロメントタクティクス このカテゴリーに属する戦略カードは、未解決フラッグのプレイヤーよりに表を向けて配置します(ルール3ページ上端の図)。この時、フラッグと軍隊カードの間に戦略カードを配置できるスペースを空けておいてください。 一端配置された戦略カードはゲーム終了時点までその場所に置かれます。 ・Fog:このカードが置かれた列は、フォーメーションが無効となり、その列に置かれたカードの合計値で勝敗が決します(補足:フォーメーションは無効ですが、Fogを置いた列でフラッグを取得するには、已然として軍隊カードを自側に3枚プレイしている必要があります)。 ・Mud:このカードが置かれた列は、4枚のカードを互いに配置して解決を行います(通常より1枚余分に置く)。この効果により、WedgeやPhalanxのフォーメーションは完成が難しくなるでしょう。 3.ガイルタクティクス このカテゴリーに属するカードは、戦術カード山札の側に自分よりにして配置します(ルール3ページ中央上図)。配置したカードは、互いのプレイヤーから見えるようにしておかなくてはなりません。また一端配置されたカードはゲーム終了迄そこに残ります。ただし、各カードの効果は配置した時の一回しか発揮されません。 ・Scout:戦略、軍隊カード山札から任意の組み合わせでカードを3枚取り手札に加えます。その後取ったカードを含めて手札の中から不要なカード2枚を選択し、対応する山札のトップに置きます。 ・Redeploy:解決していない列に配置している自分の軍隊カード又は戦略カード1枚を任意に選択します。そのカードを他の列の自分の側の空いている場所に配置するか、戦術カード山札の側で自分寄りに表を向けて破棄して配置するかを選択します。破棄する場合、既に破棄されている他のカードを隠してはいけません(訳者:フラッグの宣言で必要な為)。 ・Deserter:相手側のまだ宣言されていない列にある軍隊カード又は戦略カード1枚を選択します。そのカードを戦術カード山札の側で相手寄りに表を向けて破棄します。 ・Traitor:相手側のまだ宣言されていない列の軍隊カード1枚を任意に選択して取り、それを自分側の空いている場所に配置します。 ゲーム終了) どちらかのプレイヤーが連続するフラッグ3個を取得するか、任意のフラッグ5個を取得した時点でゲーム終了となります。残りのフラッグについては解決しません。 数ゲーム行う場合は、勝者に5ポイントを敗者はその時点で獲得していたフラッグ数に均しいポイント得ます。終了したゲームの勝者から次のゲームを開始します。 アドバンスドルール) 通常ルールを数回プレイしたらこのルールでプレイしてみてください。「プレイヤーはフラッグの解決を自ターンの開始時点でのみ宣言できる」。このルールにより相手側プレイヤーが戦略カードで状況を変化させるチャンスが出てきます。 |