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Flagship
flgship画像
 GMT社の「Flagship」のルール日本語抄訳です。なかなか本体分量のルールが多いので、プレイサンプルとか用語定義の部分とか端折って翻訳してあります(^_^;。

 ゲーム自身は割とお手軽ですが、カードにもいくつか英文がかかれていますので、そちらを読めないとこのルールがあってもちょっと辛いかもしれません(^_^;。

平成14年05月26日
翻訳:HAL99(hal99@mtj.biglobe.ne.jp)
版数:第1版

Flagshipルール日本語抄訳

勝利条件:

相手の旗艦(Flagship)を最初に破壊したプレイヤーが勝利します。

重要な情報−ルールとカードの矛盾:

カードに書かれている文書とルールの内容が矛盾した場合、カードの内容を優先してください。ルールブックに記載されている内容は、基本ルールを示しているに過ぎません。

コンポーネント:

Flagshipには以下のコンポーネントが含まれています。

・55枚の帝国デッキ * 2セット
・コマンドポイントを表すためのダイス 6個
・クイックスタートルール
・ルールブック

ゲーム用語:

このゲームで使用する用語を先に定義しておきます。
・アクティブプレイヤー−手番プレイヤー
・非アクティブプレイヤー−手番プレイヤー以外のプレイヤー
以下略

カード:

カードに描かれている各部分に付いて説明します(訳者:ゲーム本体のルール5ページの写真を参照しながら読んで下さい)。

Set-up Cost(セットアップコスト):

セットアップに記載されているポイントがそのカードを艦隊に組み込む為に必要な購入費用です。このコストは、銀の丸の中に赤字で書かれています。

Background Color(背景色):

カードの背景色は、そのカードをいつ利用できるかを表しています。
・銀色−ゲーム開始時に構成する艦隊(ShipとCommander)
・金色−アクティブプレイヤーがプレイできる搭乗員
・赤色−アクティブプレイヤーがプレイできるアクションカード
・青色−非アクティブプレイヤーがプレイできるアクションカード

Command Cost(コマンドコスト):

カードを使用するために消費する事が必要なコマンドポイントを表しています。黒字で書かれています。

Card Title(カードのタイトル):

カードの名前です。

Flavor Text:

このゲームの世界観を補う為の文書でゲームに影響ありません

Rule Text(カードルール):

カードが使用された時に適応される特殊ルールです。赤字で書かれているルールは必ず従わなければならない特殊ルールを表しています。

Trait Box:

カードの特徴が描かれています。カードの特徴によって、何のカードにプレイできるか、とか何のカードをつけれるか、といった事が分かります。

Abilities(能力):

船と搭乗員には4つの能力があります
・Atk(Attack)−船の攻撃力
・Cmd(Command)−手番毎に得られるコマンドポイント
・Def(Deffense)−船の防御力
・Hull−船が破壊される迄の耐久力

Empires:

カードの裏面には各帝国のシンボルが描かれています。1つのデッキは1種類の帝国カードで構成されていなければなりません。

カードの種類:

Set-Up Cards(セットアップカード):

 セットアップカードは背景色が銀色に塗られています。このカードはゲーム開始時に艦隊を構成する為に使います。セットアップカードには、Flagship(旗艦)、Commanders(司令官)、戦艦で構成されています。ゲーム開始時の艦隊構成で使用しなかったセットアップカードは、横にどけておきゲーム中は使用しません。

Action Cards(アクションカード):

アクションカードは、背景色が赤か青で塗られています。プレイ中に山札から引いて手札に入れます。

背景色が赤色のカードは、アクティブプレイヤーが自分の手札からプレイする事のできるカードを表しています。背景が青色のカードは、非アクティブプレイヤーが自分の手札からプレイする事ができるカードを表しています。

各アクションカードには、太字でそのカードがいつ使用可能なのかが記載されています。アクションカードをプレイするには、プレイヤーはそのカードを表向きにしてテーブルの上に置き、必要ならばプレイするコストを支払い、効果を宣言します。大多数のアクションカードは効果を発揮するとそのままディスカードされます。一部のカードはプレイされた後場に留まるものがありますが、その場合はカードにその旨が記載されています。

また、アクションカードのうちいくつかのカードは、そのカードがプレイされた時ではなく、ゲームのプレイを通じて暫く後に効果を発揮する物もあります。

カードのコストはそのカードをプレイするときに支払わなくてはなりません。これは、そのカードの効果が後に現れてくるような物の場合も同じです。

Crew Cards(搭乗員カード):

搭乗員カードは、背景色が金色になっており、山札から補充します。

搭乗員カードをプレイするには、アクティブプレイヤーはプレイする搭乗員カードに記載されているコマンドポイントを支払い、自分の戦艦のうち任意のもの一隻にくっつけます。くっつけられた搭乗員はその戦艦の能力を改善します。一端戦艦にくっつけられた搭乗員カードは、ゲーム終了までその戦艦に留まります。もしその戦艦が破壊された場合、その戦艦にくっついていたすべてのカードはディスカード置き場に置かれます。

搭乗員カードの能力欄の色がその搭乗員のタイプを表します。
・金色−司令官又はキャプテン(Commander or Caption)
・青色−ファーストオフィサー(First Officer)
・赤色−一般搭乗員(Regular Crew)

各戦艦は、金色と青色の搭乗員をそれぞれ1枚までしか持つ事ができません。赤の一般搭乗員は何人でも持つ事ができます。

Crew Networking(搭乗員網):

一般搭乗員で全く同じ名前のキャラを同じ戦艦に配置した場合、その効果が累積して現れます(+4近接攻撃の一般搭乗員を2枚つけたら+8となる)。

A Word About Reaction(反応カード):

"React"という単語がカードに太字で書かれていたら、そのカードは通常の流れとは異なるタイミングでプレイするカードです。そのカードがいつプレイできるのかは、"React"の書かれている各カードに詳細が記載されています。このタイプのカードはプレイされたら直ちに効果を発揮します。

Getting Started(プレイ準備):

Commander's Briefing(司令官ブリーフィング):

各プレイヤーは任意の帝国を選択し、20セットアップポイントを使用して自分の戦艦を秘密裏に購入します。ゲーム開始時の艦隊には、Flagship(旗艦)が1隻とそれについているCommander(司令官)1人が必要です。それを購入して残ったセットアップポイントは、艦隊を構成する為の他の戦艦の購入に使用します。この時点で購入しなかったセットアップカードはそのゲームでは使用しません。

両プレイヤーはダイスを1個振ります。高い目の方のプレイヤーが「先にセットアップを行い先手を取る」か「後からセットアップを行い後手でプレイする」かを選択します。

Arrange Fleet(艦隊編成):

先手のプレイヤーは自分の艦隊を1列又は2列に並べ、ダイス1個を司令官カードの側に置きます。このダイスは、コマンドポイントを何ポイント持っているかを表します。ゲーム開始時には、開始時の艦隊のコマンド能力ポイント(Cmd)の合計(通常3)が初期値になります。先手番のプレイヤーが終わったら、後手のプレイヤーも同様に艦隊編成を行います。

Remove Sequence of Play(プレイの流れカードを取り除く):

両プレイヤーは、Sequence of Playを取り出して、側に置き参照できるようにしておきます。

Create Draw Deck(山札を作る):

各プレイヤーは自分のアクションカードと搭乗員んかーどをよく混ぜて裏向きにして、山札を作ります。山札を作った後、相手のプレイヤーに山札をカットして貰って下さい。

Draw 7 Cards(カードを7枚引く):

各プレイヤーは山札からカードを7枚(手札上限の枚数)引きます。このカードは相手プレイヤーに見えないようにしておきます。

Start(ゲーム開始):

先手のプレイヤーからSequence of Playのカードを参照しながらゲームのプレイを開始します。

注意:このゲームは4つの帝国から各人は好きな帝国を選択する事ができます。同じ帝国どおしの対決になってもかまいません。

Sequence of Play(ゲームの流れ):

ゲームはお互いのプレイヤーが自分のターンを交互に繰り返して進行します。ゲームは相手プレイヤーの旗艦(Flagship)を破壊して、破壊した方のプレイヤーが勝利するまで続きます。

アクティブプレイヤーは自分のターンに以下の順番でプレイを行います。
1)Untask
2)Gain Command
3)Rearrange Your Fleet
4)Issue Orders(Repeated)
5)Discard
6)Draw

1.Untask

プレイで、プレイヤーがカードの特殊能力を使ったり、特定の命令を行わせるとそのカードはTask状態になります(カードを横に90度倒します。訳者:M:tgをご存じでしたらタップと思ってください)。
このステップでは、アクティブプレイヤーは自分のカードでTask状態になっているものをすべて垂直の状態(Untask)に戻します。

2.Gain Command

このステップではCommand Points(コマンドポイント)を取得します。アクティブプレイヤーは、プレイしていて場にある自分の旗艦や司令官、その他のカードに記載されているCmd能力の数字を合計します。そのトータルに等しいコマンドポイントを新たに取得し、すでに持っているコマンドポイントに追加します。司令官の横に置いておいたダイスで所有しているコマンドポイントの合計がわかるようにしておきます。
(訳者:このダイスでコマンドポイントを表すのはかなり面倒ですから、ビーズ等を使った方がいいでしょう)。

3.Rearrange Your Fleet

プレイヤーの艦隊は1列又は2列に配置する事ができます。アクティブプレイヤーはこのフェイズで自分の戦艦を自由に並べ直して、1列又は2列の構成を作り直すことができます。ただし、自分の戦艦がすでに1隻しか無い状態では2列にすることができません。この場合その戦艦は一列目にいることになります。

4.Issue Order

Type of Orders(命令の種類):
命令には2種類があります。「攻撃(Attack)」と「基本(Basic)」です。各カードのルール部分に太字でそのカードがいつ使用する事ができるのか記載してあります。

「攻撃」とは相手の艦隊に対して攻撃を行う事です。この命令は以下の順番で処理されます。

a)Declare(宣言)
b)Focue(選択)
c)Support(支援)
d)Defend(非アクティブプレイヤーによる防御)
e)Resolve(解決)

「基本」命令は以下の順番で処理されます

a)Declare(宣言)
b)Resolve(解決)

各ターンの間にアクティブプレイヤーは自分の希望の回数の命令を実行する事ができます。ただし、各命令を実行するのに必要なコストは命令を行うたびに支払わなくてはなりません。コストを支払わずに次の命令を実行することはできません。カードの効果は命令につき1回しか効果を現しません。

例)H.M.S Alexanderの戦艦は1コマンドポイントを消費する事で、Nova Missile能力を使用でき、そのターンの間ガイド攻撃に+3の補正を得ます。

5)Discard

アクティブプレイヤーは自分の手札から任意の枚数のカードをディスカード置き場に破棄することができます。

6)Draw

アクティブプレイヤーは自分の手札を手札上限(通常7枚)になるように、カードを自分の山札から引きます。もし山札が無くなっていた場合、自分のディスカード置き場に置かれているカードをシャフルして再び山札として使用します。

カードを引き終えたら相手プレイヤーがアクティブプレイヤーとなります。

命令実行の詳細

Issuing an Attack Order(攻撃命令):

攻撃を行う為には、攻撃を行う戦艦をTask状態にします。Task状態にできる戦艦は一度に1隻だけです。一度に複数の戦艦をTask状態にして攻撃力をあげるといった事はできません。

There are 4 Types of Attack(4種類の攻撃方法):

Direct Attacks(直接攻撃):

直接攻撃は、攻撃距離が1です。攻撃の為にTaskにした戦艦のAtk能力(攻撃能力)とその戦艦に搭乗している搭乗員の能力、及びその他修正カードの修正分を加えたダメージを相手に与えます。すべての戦艦は直接攻撃の能力を持っています。いくつかのカードの効果によって直接攻撃の攻撃距離を伸ばす事ができます。

例)プレイヤーは自分の艦隊の1列目にあるZeusをつかって直接攻撃を行う事にしました。攻撃距離は1なので、相手プレイヤーの1列目に対して通常攻撃を行うことになります。そこで、「a Close in Card」を使用して攻撃距離を2に変更して、相手プレイヤーの2列目に対して攻撃を行いました。

Guide Attacks(ガイド攻撃):

ガイド攻撃は、攻撃距離が2です。攻撃の為にTaskにした戦艦のAtk能力(攻撃能力)とその戦艦に搭乗している搭乗員の能力、及びその他修正カードの修正分を加えたダメージを相手に与えます。すべての戦艦はガイド攻撃の能力を持っています。いくつかのカードの効果によってガイド攻撃の攻撃距離を伸ばしたり短くしたりする事ができます。

Boarding Attacks(乗船攻撃):

乗船攻撃は、攻撃距離が1です。この攻撃で相手戦艦にダメージを与えることはできません。搭乗攻撃の目的は、Boardingカードを相手戦艦にくっつけ、次以後の命令でAssault(突撃)攻撃が可能となるようにする為です。搭乗攻撃は、Boardingカードを使用する事によって行うことができます。いくつかのカードの効果で搭乗攻撃の攻撃距離を伸ばすことができます。

Assault Attacks(突撃攻撃):

突撃攻撃は、既に相手戦艦にくっつけているBoardingカードを使用して行います。くっつけているBoardingカードをTask状態にしてその戦艦にBoardingカードに記載されている攻撃力に等しいダメージを当てます。Boardingカード、そのカードを所有しているプレイヤーの次のターンのUntaskステップでUntask状態に戻ります。

以下に「攻撃」命令実行の詳細を説明します。

a)Declare(宣言)

アクティブプレイヤーは実行する攻撃の種類と相手プレイヤーのどの列に対して攻撃を行うかを宣言します。実行する攻撃が自分の戦艦による直接又はガイド攻撃だった場合は、その攻撃を実行する戦艦を1隻Task状態にします。同時にアクティブプレイヤーは、手札のカードで「Declare」と書かれているカードを使用する事ができます。カードを使用する場合、必要に応じてコストをコマンドポイントからコストを支払ってください。

攻撃を行う戦艦にくっついている搭乗員カード及びその他カードの様々な補正も同時に受けることができます。

b)Focue(選択)

アクティブプレイヤーは攻撃を行う相手戦艦を選択するかしないかを決定します。相手戦艦を選択する場合には、アクティブプレイヤーは攻撃する相手戦艦を宣言して選択コストとして1コマンドポイントを消費します。

もし選択をしなかった場合、非アクティブプレイヤーが攻撃されている列の中で任意の戦艦を1隻選択します。

搭乗攻撃、直接攻撃、ガイド攻撃は、アクティブプレイヤーが選択コストを支払わない限りすべて非選択となります。突撃攻撃は、突撃攻撃を行うカードがくっついている戦艦に対してしか行えませんので、選択コストを支払う必要がありません。

非アクティブプレイヤーが攻撃される戦艦を選択する場合もかならず1隻の戦艦を選択しなくてはなりません(複数の戦艦で防御ということはできません)。

c)Support(支援)

アクティブプレイヤーは手札のカードで「Support」と書かれているカードを任意の枚数使用することができます。カードの使用は使いたいカードを手札から出してテーブルの上に表向きにします。必要に応じて、カードを出す時に、そのカードの使用に必要なコマンドポイントを消費します。サポートカードを使用することで、戦艦の攻撃力を増加したりすることができます。

d)Defend(非アクティブプレイヤーによる防御)

非アクティブプレイヤーはこのフェイズで自分の戦艦がダメージを被る前に攻撃を防ぐ事ができます。

まず攻撃を受ける戦艦をActive又はPassiveのどちらの状態で攻撃を受けるか選択します。
Active:この状態で攻撃を受ける為には、攻撃を被る自分の戦艦をTask状態にします(既にTask状態にあるのでしたら選択できません)。Taskにする事ができたら、その戦艦はその攻撃に関して、自艦の防御力(Def)の2倍分攻撃を受け止める事ができます。

Passive:攻撃を受ける戦艦をTask状態にしない(又は既にTask状態にあるのでできない)ということを選択したら、その戦艦は、その戦艦の防御力に等しい分だけ攻撃を受け止める事ができます。

上記を選択したら、さらに非アクティブプレイヤーは、手札から「Defend」と書かれているカードを任意の枚数使用して攻撃を防ぐ事ができます(訳者:Defendカードの使用も必要に応じてコマンドポイントが必要です)。

e)Resolve(解決)

戦艦が受け止める事ができなかった分のダメージがその戦艦に加えられます。戦艦の上にダイスを置きその戦艦がいくつダメージを被っているかを表します。もし被ったダメージの累積がその戦艦の船体耐久力(Hull)と同じ又はそれ以上になった場合、その戦艦は破壊されます。破壊された戦艦は、ゲームから取り除かれます。また、その戦艦にくっついていたカードすべては捨て札置き場におかれます。破壊された戦艦は1列目の最後の戦艦だった場合、2列目にいた戦艦はすべて1列目と見なされます。

もし攻撃が搭乗攻撃(Boarding)だった場合、Boardingカードを目標の戦艦にくっつけます。

SupportやDefendのフェイズでプレイした全カードを捨て札置き場に置きます。

Issuing a Basic Order:

以下に「基本」命令実行の詳細を説明します。

a)Declare(宣言)

アクティブプレイヤーは使用したいカードを表向きにして、必要に応じてコストを支払います。

b)Resolve(解決)

カードに書かれている効果を処理したり、搭乗員カードであれば任意の戦艦にくっつけます。

非アクティブプレイヤーは、「Enemy Badic」と書かれているカードがあれば、アクティブプレイヤーが基本命令を実行する際に、そのカードを使用する事ができます。

以 上
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