Kings and Castles日本語抄訳
1)ゲームコンポーネント
カウンター:
各プレイヤーはカウンターを1セット持ちます。カウンターには、緑、青、青緑、桃色の4色があります。1つのセットで1つの勢力を表します。1つの勢力には3つの基本的なタイプがあります。
タイプ)
Knight - 1個で3ポイントの価値があります
Men-at-arms - 1個で2ポイントの価値があります
Archers - 1個で1ポイントの価値があります
KnightとMen-at-armsとArchersはユニットと呼ばれます。黒色のユニットのセットはどのプレイヤーにも属さない敵対勢力で敵ユニットと呼びます。。
他のカウンター:
・Mercenaries(コマの隅に書かれている矢の数がそのカウンターのポイントを表します)
・Castle(サイズに応じてポイントが決まります)
・Crownマーカー
・税金マーカー(Taxation Markers)
・マネーマーカー(Money Markers)
派閥カード(Factionカード):
各プレイヤーは派閥カードを1枚受け取ります。派閥カードには、プレイヤーの親衛隊(HouseHold)、軍隊(Array)、キングボーナス(1〜4)、ボーナスマーカー置き場が3箇所、クラウンマーカー置き場が描かれています。
マップ:
地図には、5つの国が描かれています:England, Scotland, Wales, Ireland, France。各国は、いくつかの領土に別れています。各領土には街があります。街の名前の文字の大きさがその街の価値を見る目印になります。Londonは3ポイント、Bristol, York, Llandaff, Edinburgh, Dublin, Rouen, Bordeauxは2ポイント、その他の街は1ポイントです。
地図には、他に以下の要素があります
・港(碇)と格子のシンボルは、キングがその国に侵攻できる場所を表しています
・国旗のシンボルは、敵ユニットがその国に侵攻できる場所を表しています
・税金表示列には0〜9の数字が書かれています。この列にはマネーマーカーと連動して使います。この列で、プレイヤーがいくら税金を受け取ったかを表します。
(訳者:ルールの記載が非常に分かりにくいので補足します。マップ上に0〜9と書かれている場所に自分の税金マーカーを置いて自分の得た収益の一桁だけ分かるように公開しておきます。10以上になるとマネーマーカーを受け取りそれは各人隠しておきます。つまり10を越えると正確にいくら各プレイヤーが税金を受け取ったかはわからなくなるわけです。ただし一桁目だけはマップ上で表し続けます)
・王位継承リストは、地図の左右端に描かれています。このリストでターンの流れが表され、各ターンでどのプレイヤーがキングの役割を行うかを表します。
王位継承リストの各マスには以下の情報が含まれています
・その時点のキングの名前
・キングボーナス(1〜4) − キングのプレイヤーがターン開始時にいくつ追加のカウンターを引けるかが表されています
・国の名前 − キングのプレイヤーが必ず攻撃しなくてはならない国です
注意:同じ王が複数のマスに出てくる場合がありますが、王位継承リストのマスは1マス毎に別々に扱います。
2)セットアップ
注意:ここで解説するセットアップルールは4人用のフルバージョンルールです。2〜3人でプレイする場合はや、ショートバージョンでプレイする場合には、巻末の付記を参照してください。
1.マップをテーブルに広げます。各人は、色を一色選択しその色のカウンターのセットを受け取ります。また各々派閥カードを1枚受け取ります。
2.各プレイヤーは、クラウンマーカーを6個受け取り、自分の派閥カードの上に置いておきます。
3.各プレイヤーは税金マーカーを4個受け取り、そのうち3個を派閥カードの上に置きます。
4.余りの税金マーカーは、マップ上の税金表示列の0の位置に置いておきます。
5.敵対勢力の全ユニット(黒色のKinght, Men-at-arms, Archers)を袋の中に入れます。袋からランダムでユニットを1個づつ取り出しマップ上の各領土に配置します。
例外)Rouenの街だけは、敵対勢力のユニットを配置しません
6.各プレイヤーは、自分のKnights4個とMen-at-Arms4個とArchers4個を自分のカウンターセットから取り出して派閥シートのHousehould欄に配置します。
7.各プレイヤーは残った12個の自分のユニットを袋の中に入れます。これには、Mercenaryや城のユニットを含みます。
8.自分の軍隊(Array)となるカウンターを10個選択します。この10個は自分のHouseholdから選択してもランダムで袋から引いてもかまいません。ただし、袋からひく前にHouleholdから軍隊に移動させる分は選択し終えていないといけません(訳者:袋からカウンターを引いたらHoulesholdからカウンターを移動させることができません)。
9.キングを選択するために、適当な方法でスタートプレイヤーを決定します。
10.スタートプレイヤーは任意の王位継承マスに自分のクラウンマーカーを1個置きます。その王は、そこにクラウンマーカーを置いたプレイヤーにコントロールされます。
11.左隣のプレイヤーが違う王位継承マスにそのプレイヤーのクラウンマーカーを1個置きます。
これを空いている王位継承マスが無くなるまで続けます。注意しなくてはならないのは、自分のクラウンマーカーが置かれている王位継承マスに隣接するマスに自分のクラウンマーカーを置く事はできません。他に配置する空いている王位継承マスが無い場合に限り自分のクラウンマーカーのある王位継承マスに隣接してクラウンマーカーを配置する事ができます。
注意:ヘンリー3世第2期(Henry3 Part2)はエドワード1世(Edward1)と隣接しています。
12.王位継承マスの全てのマスが埋まったら第1ターンが開始されます。第1ターンはウィリアム1世(William1)からです。ウィリアム1世にクラウンマーカーを置いていたプレイヤーがウィリアム1世のキングボーナス(4個の追加カウンターを引く)を受け取り第1ターンを開始します。ウィリアム1世は、必ずRouenの領土にユニットを置いてプレイを開始しなくてはなりません。この領土を得るのに攻撃を攻撃を行う必要はありません。
3)勝利条件
各プレイヤーは男爵位を持つ一族の一つとして扱われます。ゲームに勝利するには、他のプレイヤーより多くのお金を蓄える必要があります。お金は、税金を課税した結果として得ることができまる。より価値の高い街を支配する事でより多くのお金を得ることができます。
税金は自分自身がキングの時にしか課税する事ができません。ただし、この場合徴収された税金は全プレイヤーとも受け取る事ができます。税金は、プレイヤがキングの時で、そのプレイヤーがもつ税金マーカーのうち1つを消費する事で課税されます。ただし、各プレイヤーはゲームを通して3個しか税金マーカーを持っていませんので、使うタイミングには注意が必要です。
4)プレイの流れ
ゲーム自身の流れ:
1.各キングは、それぞれ王位継承マスに書かれている順番で順番で登場します。各ターンの王位継承マスに自分のクラウンマーカーを置いてあるプレイヤーがそのターンのキングとなります。
キングとなったプレイヤーはターンの流れに記載されている内容を実行します。
注意:このルールブックでは「キング」と呼称すると、プレイされているターンのキングのプレイヤーの事を指します。
2.ターンの終了時に、そのターンの王位継承マスに置かれていたクラウンマーカーを裏向きにします。そして次の王位継承マスにクラウンマーカーを置いているプレイヤーが次のキングとなり、プレイを行います。。
3.全てのキングがプレイをし終えたら、最後の税金フェーズ(最終徴税)が行われます。
4.各プレイヤーは最終的にいくらお金を得たか計算します。総合金額の最も多いプレイヤーが勝利します。
ターンの流れ:
1.キングは、王位継承マスに記載されているキングボーナス分の追加カウンターを引きます。追加カウンターはそのプレイヤーのHouseholdか袋から引くことができます。追加で得たカウンターは、そのプレイヤーの軍隊(Array)の一部として扱います。
注意:袋からカウンターを引く前に、Householdから引くカウンタを決定して置かなくてはなりません。
2.攻撃を行います(攻撃欄参照)
3.城カウンターを配置します(城欄参照)
4.軍隊のカウンター数を再び10個に戻します。戻す為に得るカウンターはHouseholdか袋から選択できます。袋からカウンターを引く前に、Householdから得る分は決定して置かなくてはなりません。
5)攻撃
用語定義:
ロイヤルユニット − プレイ中のターンでキングの役割を行っているプレイヤー色のKninght, Mem-at-Arms, Archersユニット
男爵ユニット − キングのプレイヤーを除いたプレイヤー色のKnights, Mem-at-Arms, Archersユニット
敵ユニット − 黒色のKnights, Mem-at-Arms, Archersユニット
隣接 − 同じ国内で境界線によりつながってる領土
闘争領域 − 敵対ユニットが1体以上配置されている国
非闘争領域 − 敵対ユニットが1体も配置されていない国
攻撃方法:
各領土は1〜3のポイントのユニットにより支配されています。このポイント合計がその領土の防御力です。
領土を占領する為は、キングは自分の軍隊からユニットを派遣しなくてはなりません。また、派遣するユニットの合計ポイントが目的の領土の防御力を上回ってなくてはなりません。
例えば、Knight1ユニット(3ポイント)により防御されている領土を占領するためには、キングは少なくとも4ポイント分のユニットが必要です。この4ポイント分のユニットは様々な組み合わせが可能です。Archers4ユニットとかMem-at-Arms2ユニットとかKinght1ユニットとMan-at-Arms1体とかです(訳者:最後の組み合わせは5ポイントになります)。
注意1:攻撃を行うユニットの色は全て同じ色でなくてはなりません。何色を使用するかはその時のプレイヤーの自由です。
注意2:1ターンで何度戦闘を行ってもかまいません。ただし、個々の戦闘は次の戦闘に入る前に解決せねばなりません。
注意3:余剰なユニットを攻撃に参加させることはできません。例えば、防御力3ポイントの領土を攻撃するときに、キングは、Kinght1体とArchers2体(合計5ポイント)を選択する事ができません。なぜなら、Knignt1体とArhcer1体で4ポイントとなり相手領土を占領するのに十分だからです。ただし、Knights2体(合計6ポイント)で攻撃を行う事はできます。これは、Knight1体では攻撃力が不足している為です。
領土の支配:
キングが領土を支配したら、防御にその領土にいたユニットは破壊されます。その後、攻撃に参加したユニットの中で1ユニットだけをその領土に残して置きます。その他の攻撃に参加したユニットは全て破壊されます。領土に残すユニットは攻撃に参加したユニットの中で最もポイントの大きいユニットで無くてはなりません。領土に残ったユニットはその領土が他の誰かに再占領されるまでその領土に存在し続けます。
どの国を攻撃するか:
ロイヤルユニットは、キングの王位継承マスに書かれている国に対してのみ攻撃を行う事ができます。他のユニットもその国に対して攻撃行うことができますし、他のユニットは他の国1つに対しても攻撃を行う事ができます。この他の国をどこにするかは各ターンのプレイ中にいつでも任意に決定できます。
闘争領域の国を攻撃する場合:
ロイヤルユニットと男爵ユニットは敵ユニットの支配する領土にしか攻撃を行う事ができません。さらに、攻撃を行う敵ユニットが支配している領土は他のロイヤルユニットか男爵ユニットが支配している領土と隣接していなければなりません。ただ、隣接してる領土にあるユニットと攻撃を行うユニットの色は異なっていてもかまいません。
例)青の男爵ユニットがCanterburyを支配していて、敵ユニットがLondonを支配しているとします。この状態だと、赤の男爵ユニットでLondonをCanterburyから攻撃する事ができます。
もし、攻撃を行う国の全領土が敵ユニットによって支配されている場合、その国に対してはまず侵略を行う必要があります。侵略を行う場合、港アイコンか格子アイコンが描かれている領土からのみその国に攻撃を行う事ができます。
キングは、敵ユニットを使って、ロイヤルユニットや男爵ユニットの支配する領土に対して攻撃を行う事もできます。この攻撃を行う場合は、攻撃を行う先の領土が他の敵ユニットの支配する領土と隣接していなければなりません。
非闘争領域の国を攻撃する場合:
もし攻撃を行う国が非闘争領域の場合、内戦を行う事ができます。ロイヤルユニットか男爵ユニットで他のロイヤルユニットや男爵ユニットの支配する領土を攻撃する事ができます。この攻撃を行う場合、攻撃を行うユニットと同じ色のユニットが支配する領土が攻撃対象の領土に隣接して存在していることが必要となります。
例)青の男爵ユニットが、Caterburyを支配して赤の男爵ユニットがLondonを支配しているとします。青の男爵ユニットでロンドンを攻撃できます。
もしキングが攻め込む国にユニットが1個も配置されていない色のロイヤルユニット又は男爵ユニットを使用して攻撃したい場合、まずその目標の国に使用した色のユニットで港か格子のアイコンがある領土に侵略しなくてはなりません。
もし、ある国の中に敵対ユニットが1体も無ければ(訳者:非闘争領域なら自動的にこの条件のはず)、キングは敵対ユニットを使って国旗のアイコンのある領土からその国に侵略する事が出来ます。敵ユニットで侵略して征服が成功すると、その国は闘争領域の国に変わり、(闘争領域の国を攻撃する)のルールが適応されるようになります。
注意:Englandには国旗アイコンがありません。これは、一端個の国から敵対ユニットが完全にいなくなれば二度と現れない事を意味しています。
カウンターの破壊:
カウンターは、攻撃に利用された結果破棄されたカウンターや攻撃された領土を守っていた破棄されたカウンターは破壊されます。これら以外の理由で、カウンターは自主的には破壊されたりはしません。
破壊されたカウンターはマップの横に置いておきます。袋が空になったらマップの横に置いてあったカウンターを袋に戻します。
6)Mercenaries
Mercenariesはマップに配置したりしません。Mercenariesは攻撃を支援する為に使います。
各Mercenariesは戦闘の攻撃に1〜3の攻撃ポイントを追加します。何ポイント追加するかは、各Mercenariesに描かれている矢の数が表しています。
1回の戦闘にMercenariesをいくつ使用してもかまいません。ただし、攻撃にはKnightかMan-At-ArmsかArcherユニットが1個は必ず必要です。
戦闘の攻撃ポイント追加の為に使用したMercenariesは、その後破壊されます。
7)城カウンター
城カウンターは城カウンターが配置された領土の防御力を城のサイズに応じて1〜3ポイント増加させます。
城カウンターは領土の防御にのみ利用する事ができ、領土の攻撃には利用する事が出来ません。
一端領土に城が配置されると、城カウンターは破壊されるまでその領土から動きません。城カウンターの配置されている領土が再びだれかに占領させると、その領土にあった城カウンターは破壊されます。
8)税金徴収
徴税の実施方法:
各ターンの最後に、そのターンのキングは徴税を行うかどうか選択する事が出来ます。徴税を行う場合、そのプレイヤーは自分の持つ徴税マーカーを1個裏返し、徴税を行う事を宣言します。
各プレイヤーは、自分の色のユニットが支配している街の価値を全て合計します。街の価値は大半が1ポイントで一部2ポイントの街があり(Bristol, York, Llandaff, Edinburgh, Dublin, Rouen, Bordeaux)、Londonが3ポイントです。
キングのプレイヤーは合計した自分の価値ポイントを2倍にします。他のプレイヤーは街の価値ポイント分のままです。このポイントが徴税金額になります。
各プレイヤーは受け取った徴税額を税金表示列上の対応する数字で表します。マネーマーカーは3段階を表します。Xは10ポイント、XXは20ポイント、XXXは100ポイントです。
マネーマーカーはわからないようにゲーム終了まで隠して置きます。
最終徴税フェイズ:
最後のキング(Richard3世)のプレイが終了したら最終徴税フェイズが始まります。全プレイヤーは自分のユニットの支配する街の価値を合計し、全プレイヤーともその価値の2倍分を受け取ります。
注意:最終徴税フェイズと最後のキングのターンのプレイとは関連がありませんので、最後のキングも自由に徴税を行う事が出来ます。
9)付記
2人用プレイ)
4人用プレイと同じようにセットアップします。ただし、以下に記述する部分だけルール変更して下さい。
・各プレイヤーは2種類のカウンターセットを持ちます:緑と桃色のプレイヤーと青緑の青のプレイヤーになります
・キングの順番を決定するとき、各プレイヤーは自分の持つ2種類のカウンターセットを交互に使用していかなくてはなりません。
・クラウンマーカーは自分のどちらかのカウンターセットの駒が置かれている場所の隣には配置する事ができません。もしこれが不可能な場合、クラウンマーカーの色と異なる色の自分のクラウンマーカーが配置されている王位継承マスの横に配置する事ができます。これも不可能な場合、そのクラウンマーカーはどこの位置にでも配置する事が出来ます。
・徴税で得たお金は自分の持つ色別に分けて集計しておきます。2つのはゲーム終了時に合計されます。
3人用プレイ)
4人用プレイと同じようにセットアップします。ただし、以下に記述する部分だけルール変更して下さい。
・プレイヤーのいない4色目のカウンターセットを全て取り除いて下さい。
・各プレイヤーはクラウンカウンターを8個使用します。
ショートゲーム)
プレイ人数に応じて2,3,4人用プレイにあったセットアップを行って下さい。以下の部分のルールを変更するとショートゲームになります。
・各プレイヤーは税金マーカーを2個だけゲーム開始時に受け取り自分の派閥カードに配置します。また、2、4人プレイではクラウンマーカーを3個受け取ります。3人用プレイの場合、クラウンマーカーを4個受け取ります。
・各プレイヤーはゲーム開始時に、Knightを3個とMem-At-Armsを3個とArchers3個を自分の派閥カードのHouseholdに配置します。
・クラウンマーカーは王位継承マスの最初の12マスにのみ配置できます。ゲームは12ターン目のHenry3世のパート2が終了した時点でキングのプレイは終了となります。Henry3世のパート2終了後に最終徴税フェイズが行われ、ゲームが終了します。
以上