「X.NETルール訳」
|
誤訳、解釈違い等ありましたら、お教えいただけましたら幸いです。 このゲームは、X-Paschの作者が出したインターネットをモチーフに選んだカードゲームです(^o^)。あまり国内に入っていないかもしれませんが、機会がありましたら遊んでみて下さい(^o^)。 |
| 平成13年01月18日 |
| 翻訳:HAL99(hal99@mtj.biglobe.ne.jp) |
| 版数:第1版 |
|
コンポーネント: ・カード 253枚 ・マーカー 64枚 ・ルール 1セット ゲームの目的 このゲームでは、プレイヤーはインターネットのプロバイダーとなり、顧客の需要に現れる様々なカテゴリーのコンテンツをサーバー経由で提供してゆきます。 提供するコンテンツと自分のプロバイダーにいるユーザー数によってポイントが取得できます。 最終的に、120ポイントを稼いだプレイヤーが勝者となります。 プレイ準備 カードからサーバー、ストリーマー、ネットワークカードを取り出して、別にして置いておきます。 取り出したカードからサーバーカード1枚、ネットワーク(4)カード1枚を各プレイヤーに配ります。また、各プレイヤーは色を1色選択し、選択した色のマーカー全てを受け取ります。 残りのカード(訳者:横にのけて置いたカードは別)をよく混ぜて、各プレイヤーに手札として5枚配っておきます。最も最近にe-mailを送信したプレイヤーがスタートプレイヤーとなります(もしくは任意の方法でスタートプレイヤーを決定してください)。 このゲームは、一定のポイント(120)に誰かが達した時点で終了します。後手のプレイヤーの不利を解消するために、人数に応じて手札カードを以下のように調整してください。 3〜4人プレイ時: ・3人目のプレイヤーに手札を1枚追加して配ります。 ・4人目のプレイヤーに手札を2枚追加して配ります。 5人プレイ時: ・3、4人目のプレイヤーに手札を1枚追加して配ります。 ・5人目のプレイヤーに手札を2枚追加して配ります。 6人プレイ時: ・3,4人目のプレイヤーに手札を1枚追加して配ります。 ・5,6人目のプレイヤーに手札を2枚追加して配ります。 注意:ルールのなかで同じ種類のカードと書いた場合、同じカテゴリーのカードを差します。カードにかかれている数字が異なっていてもかまいません。 次に、顧客需要をテーブルの中央に作っていきます(ルール2ページ) ゲームの開始時に、山札からカードを3枚引き、図中のXの場所に表を向けて配置しておきます。もし同じ種類のカードが複数回出てきたら、後で引いたカードを破棄して新しいカードを引き直します。顧客需要の6枚のカードの中には同じ種類のカードは1枚しか存在できません。 顧客需要の残り3枚の部分は、ゲーム進行に伴って埋まっていきます。 各プレイヤーは自分のネットワークカードを表にして自分の前に置いておきます。そのカードの手前に自分のサーバーカードを置きます。 そして、ペンと紙を準備して各プレイヤーの取得するポイントを記録できるようにしておきます。 このゲームでは、プレイヤーのアクションは全てカードを使って行います。例えば、サーバーを購入したり、ネットワークを改善したり、需要と供給を変更したりするのにカードが必要となります。 マーカーストーンは、プレイヤの運営するプロバイダーに何人のユーザーが来ているかを示します。"X"マーカーは、ロックストーンと呼ばれます(需要の変更を一時的に不能にする)。 ・カード カードには様々なカテゴリーが書かれておりインターネットプロバイダ(プレイヤー)によって供給されます。カテゴリーは12種類あります。 ・サーバー 一枚のサーバーカードで、2種類までのカテゴリーを供給することができます。サーバーカードの左右に1種類ずつカテゴリーを配置できます(ルール2ページ下図)。1種類のカテゴリーにはカードを2枚まで置くことができます。1カテゴリーにつき3枚以上のカードを配置するには、そのカテゴリーにスペシャリストがいる必要があります。 各プレイヤーはサーバーを3枚まで持つことができます。サーバーは1枚につきカード5枚を手札から破棄することで入手する事ができます。新しく取得したサーバーカードは既存のサーバーカードの下側に配置します。 同一カテゴリーのカードは、同時に一カ所にしか配置することができません。 ・ストリーマー ストリーマーは、プレイヤーのカテゴリーをバックアップする為に使用します。プレイヤーは自分のターンのカードアクション(自ターンの4を参照)として、自分のサーバーに設置してあるカテゴリー1種類のカード全てをストリーマーカードの下に待避することができます。 待避するカードは対象カテゴリーの全てでなくてはなりません(一部のカードを待避というのはできない)。 カードが待避して空いた場所には、別のカテゴリーカードを配置することができるようになります。 ストリーマーは1度に1種類のカテゴリーしか待避しておくことができません。 ストリーマーに待避したカードは、そのプレイヤーのサーバーの空いた領域に戻したり、自分のターン終了時に自分の手元に戻したりすることができます。これは待避を行ったターンでも後のターンでも可能です。 プレイヤーはストリームカードを1枚のみ保有することができます。 ストリーマーカードは手札からカードを3枚破棄することで入手することができます。入手したストリーマーカードは、ネットワークカードの下方に置いておきます。 ストリーマーカードに待避しているカテゴリーカードでは、ポイントを取得することができません。 ・スペシャリスト(Sマーカー) 一種類のカテゴリーに3枚以上のカード配置を可能にするためには、スペシャリストを雇用する必要があります。 スペシャリストは、手札からカードを1枚破棄することで入手することができます。入手したスペシャリスト(Sマーカー)を任意のカテゴリーの1枚目のカード(3ページ中央図)上に置きます。スペシャリストの置かれているカテゴリーは、好きな枚数のカードを配置できるようになります。 ルールブック3Pの図では、カテゴリー2とカテゴリー4の1枚目のカードにSマーカー(□がそれを表している)が配置されています。 スペシャリストが配置されているカテゴリーのカード全てが取り除かれた場合(例:プレイヤーの手札に戻した場合)は、スペシャリストは取り除かれます。再び必要になった場合は、再度手札を捨てて入手しなおす必要があります。 ネットワーク: ネットワークには4種類があります。ゲーム開始時には、各プレイヤーはスタンダードネットワーク(Standard network)を持っています。これには、ユーザを4人迄収容することができます。 プレイヤーはネットワークをプレイと従って改良して行くことができます。 一つ上は、7−Network(ユーザを7人まで収容可能)で、その上が9−Network(ユーザを9人まで)です。最高が衛星ネットワーク(Satellite-Network:ユーザを10人まで)です。 より上位のネットワークを取得する為には、一つ下のランクのネットワークを破棄して、手札からカードを7枚破棄する必要があります。改善する以前のネットワークにいたユーザーは新しいネットワークに引き継ぐ事ができます。 需要: 需要は、テーブルに配置されている6枚のカードによって表されます。プレイ中には最大12カテゴリーのうち6カテゴリーが同時に需要に現れる事になります。需要は3つのレベルで構成されます。最高のレベルにはカードを1枚しか配置できるその価値は3です。真ん中のレベルにはカードを2枚配置できその価値は、それぞれ2です。一番下のレベルにはカードを3枚配置することができ、それぞれのカードの価値は1です(ルール4ページ上図)。 需要の中に同一カテゴリーのカードが複数は存在することができません。 需要の中にあるカードはプレイ中に交換されたり、レベルを入れ替わったりします(自ターンの5のf,gを参照)。 ユーザー: プレイヤーは、手札から任意のカードを破棄することでユーザーを得ることができます。破棄するカードは、自分自身のサーバーのどこかに配置済みカテゴリーのカードで現在需要にある種類のカードでなくてはなりません。 対象のカードを1枚とその他のカードを何か1枚破棄するとユーザーを1個。対象となるカテゴリーで同じカテゴリーのカード2枚を破棄するとユーザ2個を得ることができます。 取得したユーザはネットワークカードの上に置いておきます。 ポイントの取得: 自分のターンが来たプレイヤーは、ターンの開始時にポイントを得ます。需要に配置されているカテゴリーのカードがポイントの対象となります。 ポイントを得る為には、需要に配置されているカードが自分のサーバー横のどこかに配置されており、しかもそのカードの枚数が全プレイヤー中で一番多いか2番目に多くなければなりません。 また、ユーザを持っていなければポイントを得ることができません。 ポイントは、需要のあるカードの価値*所有ユーザ数が1カテゴリー当たりのポイントとなります。これを需要にある全カテゴリー分計算して、そのラウンドの取得ポイントを計算して控えておきます。 例えば、テクノロジーカードが需要の2段目にあったとします。この場合、テクノロジーカードの価値は2です。 その条件下で、各プレイヤーの持っているテクノロジーカードとユーザー数が以下の場合を考えます。 Aプレイヤー:テクノロジーカード3枚、ユーザー1 Bプレイヤー:テクノロジーカード2枚、ユーザー0 Cプレイヤー:テクノロジーカード1枚、ユーザー2 Dプレイヤー:テクノロジーカード2枚、ユーザー2 プレイヤーDのターンを想定します。 Dはテクノロジーカードを2枚持っているので、一番多いプレイヤーが3枚、2番目が2枚なので得点をこのカテゴリーについて得ることができます。そして、需要でのテクノロジーの価値が2で、ユーザ2なので2X2で4ポイントをこのカテゴリーについては得ます。その後Dはプレイを行います。 ですから、サーバーの横に配置しているカテゴリーカードの枚数は、プレイヤーの中で何番目に多い枚数を配置しているかということの決定だけに仕様され、実際に取得できるポイントは、そのカテゴリーが需要のどこに配置されているか、自分が何人のユーザーを持っているかによって決定されることになります(カテゴリーカードに書かれている数字は関係しません)。 プレイヤーターンの流れ(自ターン): 1.需要カードの上にある自分の"X"マーカーがあれば、取り除いて手元に戻す 2.需要カードをチェックしてポイントを取得する 3.山札からカードを5枚引く 4.既にサーバー横に配置済みのカテゴリーカードで手元に戻したい物があれば、そのカードを裏向きにする(訳者:おそらくカテゴリー単位)。裏返したカードは、自ターン終了時に手元に戻る。それまでの間は、その場所に新しいカードを配置することはできない。他に、ストリーマーカードを持っていればそちらに1カテゴリー分カードを待避することができる。 5.以下のアクションを任意の組み合わせ・回数行うことができる a1)自サーバーの空いている場所に新しいカテゴリーカードを配置する。ただし、需要にあるカテゴリーのカードしか配置できない。 a2)需要の空いている場所に、新しいカテゴリーカードを配置する。配置したカードの上に自分の"X"マーカーを置く。 b)サーバーに配置済みカテゴリーにカードを追加する。ただし、需要にあるカテゴリーカードしか追加できない。 c)スペシャリストを雇用する(カードを1枚破棄) d)新しいサーバーを購入する(カードを5枚破棄) e)ネットワークを改善する(カードを7枚破棄) f)需要からカテゴリーを1つ追い出す この行為は、需要に空いている場所がある場合は行うことができません。また1ターンに1度しか行うことができません。 需要からカテゴリーを追い出すときにのみ、カテゴリーカードに書かれている数字が意味を持ちます。 需要から追い出したいカテゴリーカードに書かれている数をまず調べます。その数字より合計で同じか、より大きい数字になるように、手札から新しいカテゴリーカードを任意の枚数(同じカテゴリーでないといけない)出します。そして、以前にあったカテゴリーカードを破棄して、出したカテゴリーカードから1番大きい数字のカードを需要に配置します。 例1)テクノロジーの7が需要にあった場合、手札からホビーの8を出す。テクノロジーの7は破棄され、ホビーの8をその場所に配置する。 例2)テクノロジーの7が需要にあった場合、手札からホビーの5とホビーの2の2枚を出して、テクノロジーを追い出し、ホビーの5を配置する。ホビーの2は破棄する。 新しいカテゴリーカードを需要に配置したら、その上に自分の"X"マーカーを置きます。Xマーカーの配置されているカテゴリーカードは需要から追い出されることがありません。Xマーカーは、次の自分のターンの開始時に取り除かれます。 g)需要内でのカテゴリーカードの移動 移動は、需要の中で上方に移動させたいカテゴリーカードと同じカテゴリーのカード1枚を手札から破棄することで行います。移動は、下方から上方へしか移動することができません。移動は1ターンに何度でも行うことができます。 例えば需要が以下のようだったとします。 ホビー アート エロティック スポーツ ミュージック テクノロジー この状況で、プレイヤーAのターンになったとします。Aはターン開始時にホビーで十分ポイントを取得したので、他のプレイヤーにホビーでポイントが入らないように価値を下げにかかります。 1)手札からエロティックのカードを1枚破棄して、需要内でエロティックを最上位にしてホビーを2段目におろします 2)次に手札からスポーツのカードを1枚破棄して、需要内でスポーツを2段目、ホビーを3段目におろします。 その結果以下のようになりました。 エロティック アート スポーツ ホビー ミュージック テクノロジー Xマーカーが置かれているカテゴリーカードは、追い出しの対象にはなりませんが、位置を移動させることはできます。 7.6のアクションを任意の回数行ったら、カードの回収を行います。5で裏返してあったカテゴリーカードやストリーマーに待避してあったカテゴリーカードを手札に戻すことができます。 手札に戻すときは、対象のカテゴリーのカード全てを戻します。 ただし、手札を11枚以上にすることはできません(訳者注:11枚以上にできないと書いてあるだけで、カードを手札に戻して超えたとき過剰分を捨てろとかの記述が無い為、10枚を越えるようには手札にカードを戻せないと思われる)。 ターンが終了したら、左隣のプレイヤーにターンを移します。 こうして誰かが120ポイントを超えるまでゲームを続けます。 以上。 |