The Game Gallery

ボードゲームに関するレビュー・プレイレポート・サマリーなどを掲載しています

2019.09 フルーツジュースの会

フルーツジュースは完走して久しいけど会の名前はそのまま。

この日は急遽三人(でじさん、しもしもさんと私)。

メンタルブロックス

不思議なタイトル。中身は協力積み木ゲーム。時間内に積み木(実際は軽いハッポースチロール?)をカードで指定された形に積んでいけば勝利、という仕掛け。

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問題は今日ゲームなので各プレイヤーは、前後左右(人数が多いと斜めからの俯瞰図も)のいずれかの面から見た図しかわからない。しかも必ずしも自分から見た面ではなくて、どこから見た面かは完成するとわかるという仕掛け。

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今回は3人だったので、1面の目的カードは公開して、残り3面を各自がそれぞれ秘密裏に持つことに。こうなると、誰か1人の面を相談しながら(目的カードを見せてはいけないが、喋るのはいい)一旦作成して残りのどうなる?と考えていくのが早いのではないかということで挑戦。

最初に作ったものを組み直したり(特定の面から見えない部分に組み直したり)していくのが面白い。

お題のカードは、表と裏で難易度調整が出来たりと色々組み合わせてプレイできそう。また人数が多くなると色はわからないけど、何処からか見た俯瞰図のカードがもらえるのも面白い。

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難易度上昇ように特定の色の積み木にはさわれないなどもあったりする。

これはシンプルで持ってても末永くプレイできそうですね。

 

ポイントサラダ

カードの片面が”各種野菜”、もう片面が”得点要素”(人参2個で2点など)が描かれていて、どちらの面を獲得していくかをひたすら調整してゆくゲーム。

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手番では、野菜を2枚受け取るか、得点要素のカードを1枚もらうかのいずれか。これを繰り返してカードが全てなくなると手元に集まった野菜カードと得点要素をそれぞれ計算する感じ。ものすごく軽いゲームなのだけど、いわゆるポイントサラダ(特定の何かを集めることで得点を得られるシステム名)をそのまんまゲームにしたのは面白い。

ゲーマー向けで決してないのだけど、こういうシンプルなゲームもいいね。カードの質はかなり好み

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カートグラファーズ

Roll Playersの世界観で地図を作る紙ペンゲーム。

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Roll Playersとの直接的な関連性はほとんどない。面白いのは、春夏秋冬でどのような地形が得点になるかがあらかじめ全て明示されていて、地形を書き込む時にどのような組み合わせで書くと点になるかを考えながら進めることができる。

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基本システムは、ランダムに惹かれたカードに書かれた「形」と「地形」を全員同時に自分の手元の紙に書き込んで行って、一定の条件を満たすとその季節が終了し、得点計算となる。

面白いのは、モンスターが攻めてくるという要素があり、そのカードがめくられると自分のカードを隣のプレイヤーに渡して、モンスターの形を書き込むことになる。これは得点には結びつかない地形だし、さらにモンスター周辺に空き地があるとマイナスを被る。

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この要素があるおかげで、なんとなく冒険をしながら地図を作ってる雰囲気が出てきていい。他人を攻撃できる要素のある紙ペンゲームは稀だと思う。

ちょっと残念なのは点数の得点表がアイコンからどういう形になると得点になるか想像しずらい点。他は全体的にはよくできてる気がする。日本語版が出そうな気がするけど、持っておきたいゲーム。

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