The Game Gallery

ボードゲームに関するレビュー・プレイレポート・サマリーなどを掲載しています

2019.10 AoE3の会

普段持ち出しが難しいサイズのゲーム「Age of Empire3」をプレイしようということで、しのさん、まおさん、えりさんと私の4人で日程調整をしてきました。

エマラの王冠

午前中に、しのさん、まおさん、私の3人で先に集合できたので、未プレイのエマラの王冠を先にプレイすることに。

これまた変わったシステムのゲームで「リソース入手と得点獲得用の2つのロンデル」と「ロンデル移動力と追加アクションを同時にプロットするカードプレイ」が混ざってるゲームなんですね。 郊外のロンデルでリソースを入手して、街のロンデルで得点化してくわけですが、1周4マスのロンデルに対して、移動力は基本1〜3マスで構成されているため、同じ効果を連続で得るのは難しいときているのが悩ましいですね。

ただし、リソースを捧げることで得られる得点等の早取り(あとになると得られる勝利点が減ったり、必要なリソースが増えたりする)要素はあるものの、その他はほぼ他プレイヤーに邪魔される要素がないので、序盤に自分のルートを作ったらひたすらそこに邁進していく感じですね。

この時は、追加のリソースが得られる職人を木材が得られる場所に全力投入して、ひたすらそこを使い、木材を利用して得点を得るというシンプルな流れにしてみました。というのは、私だけが初回プレイだったので、隅々まで目が届かなかったのですよね(^^;;。 これはかなりうまく行ったのですが、3人プレイだったのも大きい気がします。一部人数による調整が入っていますが、かなり自由にプレイできたので4人でプレイしてみてどのぐらいカツカツになるか知りたいところです。

Age of Empire3

すでにリメイク版も出ていますが、今回プレイしたのは旧版 (リメイク版は、旧版の拡張セット - 追加職業 - 等が入っています)。 マイクロソフトRTSの名前を冠しているこのゲーム。米国大陸を発見し、侵略していくという流れを再現している感じ。

毎ラウンド、新大陸に何人ユニットを送り込むのか、新しい施設はどれを建築して特殊能力を得るのか、新しいユニット(宣教師は現地で追加の人を得られる、兵士は、現地でて敵対プレイヤーを除去できる、キャプテンは新領土発見に有利等)を得るのかという、ワーカープレイスメント的な要素がつよいのですが、場所によっては「同じ効果だが置いたワーカー順で処理」「ワーカーの総数で効果を得られるのは一人だけ」「使用せず以後のラウンドにワーカーを残して良い」など様々な要素が詰まっています。

もとがRTSなのでプレイヤー同士の戦争があるのは避けられないのですが(といっても、この時はもっぱら私が兵士を量産して戦争してましたが(^^;;)、新大陸の各領土を独占して得られる勝利ポイントは非常に大きく、そのあたりの駆け引きは絶妙です。 この時も、ひたすら新大陸に進出するしのさん、御成領土に来たら戦争を辞さない私、新領土発見に燃えるまおさん、えりさんという戦法に分かれていましたが、どれも一長一短あり盛り上がりました。

ただ、アメリカンなルール記述で細かい点がはっきりしないのが残念なところがあります(この日も数箇所間違っていたので、勝敗についてはノーカウント)。リメイク版でわかったルール・BGGでその後補足されたルールなのがあることがわかったので、近日再プレイしてみたいと思います。

グレンモア2 with 年代記2

8個の拡張が入っているがポイントになっているグレンモア2。前回プレイの時に気になっていた「年代記2」の拡張を入れてプレイしてみました。

年代記2の拡張セットは非常にシンプルで「山タイル」が追加され、ロンデルのうち2マスを占領する形で置きます。この山は通過するなら、1金かリソース1個を山に置かないといけないという通行料を取られます(何も持ってないのでれば無料で通過できる)。同時に山の上が空いていれば、そこで止まることもできます。これは1手番パスになるようなものですが、次の手番で山から移動する時に、山に置かれている全てのお金・資源を受け取れるというユニークな仕掛けです。 さて、このルールを聞いた私は、「地形タイルをたくさん持っていると、(最も少ない人の枚数からの差分) X 3点を最後に失う」ので山を利用して取らずに進められるのでは?と思って実践してみました。

基本は山に止まる・人物があればそれを取る。地形タイルは取るのであればカード付きを狙う、という感じです。これは決算で城にいる人の数とウィスキーで大きく遅れをとるものの、カードの枚数、人物の枚数は比較的狙えることと人物系や山からお金(お金は1勝利点)を得られるので、それでいいとこ狙えるというプレイで非常に新鮮なプレイでした(周りのプレイヤーからは地形取れよ的に見えてたと思います(^^;;)。

最終的に手元に残った地形タイルは3枚。点数的には1点差で2位でしたが、このぐらい極端なプレイもできるというのはグレンモア2面白いですね。次は年代記6かAが気になっているので、そちらを入れてプレイしたいと思います。