The Game Gallery

ボードゲームに関するレビュー・プレイレポート・サマリーなどを掲載しています

2019.10 フルーツジュースの会

フルーツジュースのような連続性のあるゲームもやりたいな、と思いながらふつうのゲームをプレイしている会になってますね。

この日は、しもしもさん、でじさん、やざわさんと私の四人

メキシカンスタンドオフ

濃いアートワークに惹かれてプレイさせて頂いたのですが.....、なにこれ(笑)? 一見するとスート無しのトリックテイキングで、数字が小さい方が勝つ(同値はあと勝ち)というシンプルなもの。

カード構成は、いわゆるピラミッドカードゲーム型(これも良い言い回しはないかな)。

大問題なのは、大富豪が混ざっている事(^^;;。トリックをフォローした後に、"決闘しまーす"的なセリフを宣言して、急に大富豪が始まるのですよ!

残った手札から、"5が二枚"とか、"なら4が二枚"、"ぬぬ、8が三枚"みたいな、いわゆる大富豪システムにゲームが切り替わるのです。しかも決闘が始まると元のトリックテイキングの勝敗は完全に無視されて、大富豪側での強さだけで勝敗が決まる仕掛け。 びっくりするのが、トリックをフォローしたカード1枚と大富豪で出したカード3枚で勝つと"4トリック取ったことになる"のかミソ。

あるハンドでは(11枚配られている)、"1トリック目で決闘になりカードを5枚消費"、"2トリック目でも決闘になってカードを5枚消費"。最後の3トリック目だけはトリックテイキングという、本来11トリックありそうなところが、わずか3トリック分しかプレイしてない(しかも勝敗に関係するのは最後の1回だけ)というとても奇妙なゲームでした。

獲得トリック数によって最終得点が入るので、大富豪での勝負が重要になるという大胆なもの。特別な点数が入るカードやセットコレクションもあるのですが、"これはいったい、トリックテイキングをプレイしているのか?それとも大富豪をプレイしているのか"?これまた不思議なゲーム感でもりあがりました。実際のところは、カードの配り運に依存度が高いゲームなので、シリアスにプレイするのは向いてないと思いますが、こういうゲームを国内流通してくれるバネストさんは凄いなあ、とまとまりました

ウイングスパン

日本語版を入手できたので、早速お試しプレイ。私以外の3人は全員初めて。この時の私は、森と水辺の鳥ばかりが手元にきて、草むらの鳥をちっともひかない!(ということは卵が増えない)。

前半は、水辺の鳥をからカードを増やしてプレイしていたのですが、ボーナスの得点条件とうまく合致せずに中盤まで沈みがち。後半に入るとい頃でようやく草原の鳥を3匹ほど調整できたので(隣の列から移動してくるやつとか)、全体が噛み合った感じでした。 全体的に見ると基本セットだけでプレイすると確かにカードは似たような構成のものが多いので、数回プレイするとファン拡張とか入れたくなってきますね。本家からも既に拡張セットがでますから、それを入れてみたい気もします。

いずれにしてもBGGの2点代の重さでエンジンビルドが体験できるのはいいですね。しばらく未プレイの方と回してみて、拡張セットを入手してみようと思います。 あと、初期手札の事故があるので、この時は、10枚を最初に引きそこから5枚以下にしてください、としてプレイしました。このぐらい引くと事故は防止できるようです(ドラフトにしても不要なカードがグルグル回るだけな感じだったので、引く枚数を多くしました)。