Irish Guage

ウィンサムで以前リリースされていた作品のリメイク版。最近でたAge of Steam新版と類似のアートワークになってる。プレイは非常に独特。手番で「残り株から１枚を競りにかける」「株を保有している会社の線路を何れか３ポイント分伸ばす」「都市化する」「配当する」の４卓。株の入手も線路敷設も配当も何もかのがごった煮用に手番で混ざっていて、序盤は「線路敷設」、そこそこ線路が引かれてくると「配当」そして、「株の競り」という感じ。序盤にカツカツなお金の状態からいかにうまい具合に収入を得て株の追加に持っていくか、というあたりが面白い。

配当の時の配当金額を計算する処理がやや面倒な気もするかな。といっても、全体的なまとまりは悪くない。

しの	師匠	やざわ	HAL99	平均
7.0	7.0	6.5	6.0	6.6

幾何書廊

毎ラウンド出てくるお題に対して、各自が絵を書いていくお絵かきタイプ。特徴的なのは、お題から連想されるものを各自書くのだけど（例：お題が食べ物なら「りんご」等）、これは協力ゲームなので、他プレイヤーに当ててもらわないといけない。そして、絵を書く時は、ダイスを振って表示されたパーツしか使えないので、何をどう頑張っても奇妙な絵になる(笑)。さらに、他プレイヤーと書いた絵がかぶると失敗。この失敗や、他プレイヤーに当ててもらえないとどうなるかというと、絵を書くダイスが減る！一定ラウンド数が終わるまでダイスが一定数以下にならないように生き残れるかというのが目標。

これはかなり難しい。絵を書く時にダイスのパーツしか使えないのだけど、ダイスが減ってくるととにかく選択肢がない。そうなると絵がかぶるという感じ。評価は若干辛くなってしまうが、プレイしてる途中は大爆笑が何度もおきてた。ハマる人はかなり行けると思う。

しの	師匠	やざわ	HAL99	平均
5.0	4.0	5.0	4.0	4.5

ブリュッセル1897

ブリュッセルの新バージョン。ボードがなくなってカードだけになり、各種の要素をかなりシンプルにしたもの。といっても、例の4X4マスのワーカー配置による「縦列のマジョリティー」「四つ角のマジョリティー」は健在で、どこにワーカー（カード）を配置するかは悩ましい。

基本パターンは、「建材+建物」か「美術品＋売却」か「人物」の３卓なのだけど、得点構造に結びついていくのは基本的に建物。見た感じかなりシンプルになっているので「四つ角マジョリティー」を最優先にして、これに「建材+建物」を混ぜていくぐらいでいいのではという雰囲気。四つ角マジョリティーの基本点（盾）をアップする競争に負けるとどうにも苦しい。しかしこのあたりは前作とも同じ。非常に見通しが良くなって不要な部分が減ったので、かなりわかりやすく好きな作品。これはしばらく持ち歩きたい。

師匠	やざわ	HAL99	しの	平均
6.5	7.0	7.0	7.5	7.0

The Crew

ひさし振りにプレイ。日本語版が出る前だけど皆さんかなりプレイされているので、プレイする機会は毎度伺ってる感じ。今回は、やざわさんと師匠が初めて。システムは、マストフォローの切り札スートありのトリックテイキング。各ゲーム毎にミッション（特定のカードを特定の人が取れ等）が出てくるのでそれに対応してゆく。

時間の問題もあってので、奇数のミッションをプレイして1〜11まで。1のカードでトリックを勝てとか、特定のプレイヤーはトリックを一度も勝ってはいけないとかミッションのバリエーションが面白い。今回は、最終ミッションの取得目的カードが同色で同じトリックに目的カードが出てしまう手札になってしまった時点でゲームセット。面白いです。これはまだまだ持ち歩きます。

ダーダオチェン第２版

ダーダオチェンがリメイクされて復帰。例の中央ボードにあるタイルのパズルはそのままで、建物カードが減って、手元に倉庫・船（の倉庫）が入るようになった感じ。

パズルでなんとか都合のいいリソースを入手したら、後は、手元の２つの倉庫でリソースを入手して能力アップ・建物購入などをくるくる回す。

前回からプレイ感は変わっているのだけど、パズル部分の難しさは、そのままなので頭から日が出そうな感じ。とにかく手番が来ると考えてしまうタイプなので、どうしてもダウンタイムが出てしまう。ただし、１手番で入手して消費フェイズに持っていけるリソース数の上限は決まっているので、パズルであまり頑張っても実はしょうがないというあたりも味噌。

そこそこいい感じでプレイできたけど、これは苦手なゲーム。