2019年のThe Game Gallery視聴者投票1位に輝いたバラージをプレイしましょう、という会でした。4人は私には辛いだろうということで、Naoさん、しのさん、私の3人でプレイ
バラージ
パラレルワールド世界での発電競争というテーマのこのゲーム。上流から流れてくる水を「ダム」+「パイプ」+「発電施設」の組み合わせで発電できる。
ポイントは、発電しても直接勝利点には結びつかず「一回の発電量に応じて目的達成(目的カードを持っていれば)」と「ラウンド終了時に最も発電した人には勝利点」の2種類。 つまり、目的カードを持ってくて、3人だから1・2位の発電量に絡めない場合は特に発電しても仕方ないという仕掛け。
プレイは非常にシンプルなワーカープレイスメントで「水を流して発電」「建設」「目的カード獲得」「建築したリソースの回収」など全体的にわかりやすい。
気をつけておく必要があるのが、1つのアクションはワーカー1個とは限らず、プレイしたい要素によって複数のワーカーが必要なので、手元の12個のワーカーをどう分配するか難しい(勿論先着順)。 そして、まだ要素はありプレイヤー毎の特殊能力(これもサイズ的な配置したらコマを除去するタイプのボードにかかれている能力とランダムで配られるキャラクター能力の2つがある)がありこれによってプレイ傾向はかなり変わる。 実際のプレイでは、私は初めてなのでどこにダムを建設するのが良いかもう一つわかってないので、中盤から「発電を諦める」作戦に変更。というのは私のボードは、ダムとパイプを最後まで配置したら毎ラウンド開始時に21点が入る構造になっていたので、一刻も早くこれを達成したほうが良さそう(しかもワーカー配置場所が自分のボードなので邪魔される余地が少ない)。
しのさん、Naoさんが大規模な発電をするなか、1ラウンド目こそ発電をしたものの、2ラウンド目はろくろく発電せず終盤まで。結果からいくと20点差ぐらい(トップ89で私が67)だったのだけど、これは途中で【少しでも発電してたほうがいいよね..】的な中途半端な思いになったため。
ラウンド毎に全く発電していないと減点になるが、それ以上のものではないので、最低限に徹して建設すれば良かった。
というわけで、このバラージ。ダムの場所取りが非常に重要かつ水の流し合い(どこに水を流すかパイプの配置でコントロールできる)が厳しいゲームなのだけど、全くそうでない方法でも得点を伸ばせる可能性もある。
なにより最初にもらうボードとキャラクターの特殊能力2種(私のは片方がパイプの建設が容易になる能力、もう片方は発電したら必ず+3発電になりペナルティーを回避しやすいというもの)の組み合わせを読んでどの方向にプレイするのが重要か考えるのがポイントと思います。面白いです。
補足
- インスト 60分
- プレイ 2時間10分
Nao | しの | HAL99 | 平均 |
---|---|---|---|
7.5 | 7.0 | 7.0 | 7.15 |