日本語版がリリースされたコール・トゥ・アドベンチャー。なかなかに興味深い作品なのだけど、元の英語版からしてルール表記がややる緩いところがある様なので、私的にまとめておく
ソロプレイ・協力プレイ
通常ゲームと同様の準備を行うが以下の点を変更する
- 「物語カード」の「2と3」から宿敵カードを全て取り出す(合計10枚)。取り出した宿敵カードからランダムで1枚を選択して、挑戦対象の宿敵にします。残った宿敵カードは使用しません。
- 一人用/協力ゲーム用カードの中から、挑戦対象になった「宿敵」に対応する「宿敵クエスト」を1枚取り出します。宿敵と宿敵クエストは、類似の絵が描かれていますので、絵で見分けてください(文字で対応は書かれていません)。
- 一人用/協力ゲーム用カードの中から、「宿敵の出現」カード1枚と両面印刷された「勝利カード」1枚を取り出します。「勝利カード」は、両面に印刷されている以外の手がかりはありませんので気をつけてください(勝利カードという記載は無い)。勝利カードはプレイする人数に応じた面の表記が見えるようにして、挑戦対象の宿敵カードの下に差し込みます
- 反英雄カードから「カード下部中央にドクロのアイコン」が記載されているカードを全て取り出します(10枚)。取り出したカードをシャッフルして山札にしておきます。この山札を「宿敵の特別デッキ」と呼びます
- 一人でプレイする場合は「英雄カード」から「戦友」と「ありえざる協調」を除去しておきます(合計4枚)
運命カード
- 民の勇者 - 最終行は誤訳。「獲得した物語で選択していた道程に難易度+1があれば、1枚につき1栄光点を得る」が正しい。対象は物語なので「出自・動機・運命・味方カード・獲得した物語カードで道程が見えている部分」を確認します。
得点計算シート
- 得点計算シートが6列しかないのは、英語版からのミスっぽい。BGGに8列になった正しい得点計算シートがあるので、それを使うのが良い - これ
英雄/反英雄
- 反英雄カード無慈悲の処理(155番)
- 英文から、このカードは、試練に挑戦して「失敗した」時に「再挑戦」として使用することができるカードと判明。このため、再挑戦の時は初回の挑戦で得ていた闇のトークンなどは全て使える(以下の取り消し線部分は全て考慮不要)
- 「試練に挑戦した後に使用する」と書かれている。
- 最初に挑戦した試練に失敗していた場合、「失敗した物語カードを破棄して、経験トークンを1個受け取り、新しい物語カードを出し」、その後に新しい試練にチャレンジするので良いか?
- 最初に挑戦した試に成功していた場合、「成功した物語カードを受け取り、新しい物語カードを出し」、その後に新しい試練にチャレンジするので良いか?
- 上記の両方のパターンで最初の試練に闇のトークンを得ていた場合、新しい試練にも持ち越して使えるのか? 以上
- 英文から、このカードは、試練に挑戦して「失敗した」時に「再挑戦」として使用することができるカードと判明。このため、再挑戦の時は初回の挑戦で得ていた闇のトークンなどは全て使える(以下の取り消し線部分は全て考慮不要)