細かいことは、後日翻訳するとしてざっくり流れを備忘録的に書いておく。ゲームのシステムは、デッキ構築+ワーカープレイスメントの2020年後期から見られるトレンドのスタイル。
ゲームの目的
だれかがラウンド終了時に10点を取っていたらゲーム終了。その時点で最も多くの得点を獲得していること
ラウンドの流れ
1ラウンドは5フェイズで構成されている。
- ラウンドスタート
- プレイヤーターン
- コンバット
- マーカー
- リコール
最後のリコールフェイズでゲーム終了判定を行い、終了条件を満たしていなければ次のラウンドに進む(10ラウンドでゲーム終了なので、10ラウンド目ならそのまま終了となる)。
フェイズの詳細
ラウンドスタートフェイズ
新しいコンフリクトカードを1枚めくり、そのラウンドでコンバット(戦闘)した結果で得られる報酬を明らかにする。3人プレイの時は1と2位までの報酬。4人時のみ3位までの報酬が得られる。
各プレイヤーは、自分の山札からカードを引いて手札を5枚にする。カードは補充のタイミングで山札が不足したときに、自分の捨て札をリシャッフルして山札にする。
プレイヤーターンフェイズ
スタートプレイヤーから1手番ずつ行う。手番では、エージェントかリビール(公開)のいずれかが選択でき、リビールを選択すると、以後はパスになる。全員がリビールを選択するまで時計回りに手番が進む。
また手番でエージェントが手元に1個も無いときは、リンビールを選択する。自分の手番ではPLOTと書かれているイントリーゲカードをプレイ出来る。
場所の補足
配置場所の、左側は4つの勢力のトラック。それぞれ2カ所エージェントを配置出来る場所があり、配置すると対応する勢力の影響力を1得る。影響力が特定条件に達すと勝利点を得る。奥まで進むと、ボーナスとアライアンストークン(1点付き)を貰える。アライアンストークンは、他プレイヤーに影響力で抜かれる奪われて勝利点を失う。
いくつかのエージェントの配置場所には"X"'(実際は銃剣)が書かれている。これは、自分の軍事コマで駐留所にいるコマから2つまでとそのワーカーを配置したことによって得た軍事コマを紛争地域に配置できることを示している。
エージェント
手札からカードを1枚出す。カードには、左側中央にシンボルが書かれていて、その場所が自分のワーカー(エージェント)を配置できる場所になる。
対象の場所にエージェントを1個配置し効果を解決する(配置にコストは条件が必要な場合もある。ワーカープレイスメントなので各場所は先着1名)。
同時に、カードの下部にある効果で上側(灰色側)の効果も得る。ボードとカードのいずれを先に処理しても良い。
リビール
手元に残っているカードを全て公開する。公開したカードの下部で下側の効果が全て発動する。
主に、お金(青色の菱形)と戦闘力が手に入る。お金は、アセンション型で公開されているカードを購入して自分の捨て札に入れる。カードは常に5枚公開され、購入した瞬間に補充される。
獲得した戦闘力は、ストレングスゲージに反映しておく。ただし、自分の軍事コマが1個も紛争地域に配置されていない場合には、カードの効果による戦闘力は全く得られない。
コンバットフェイズ
スタートプレイヤーから、時計回りに、持っているイントリーゲカードでCOMBATと表記があるカードをプレイする。時計回りに手番が回る。
ソフトパスで、全員が同時にパスするまで何周でも続ける。主に戦闘力の修正となる。
全員がパスしたら戦闘の解決を行う。ラウンドの最初に公開していたコンフリクトカードを参照する。
戦闘力の順に、1,2,3位(3位は4人プレイのみ)の欄を見て報酬を受け取る。同戦闘力の場合は、1ランク下の報酬を得る。また勝利したプレイヤーは勝利した時点でCOMBATのイントリーゲカードをプレイ出来る。
戦闘解決が終わったら、紛争地域に配置されていた軍事コマを各プレイヤーの手元のストックに戻す。
マーカーフェイズ
ボード上のサンドワームアイコンが書かれている場所(3カ所)で、だれのエージェントも置かれていない場所があれば、追加の報酬でスパイスを追加しておく(次にエージェントを配置した人が余剰にもら得る)
リコールフェイズ
勝利点が10点を超えてるプレイヤーがいればゲーム終了。最も得点が多いプレイヤーが勝利。同点の場合は、スパイス・ソラリ・水の順で多いプレイヤーが勝利する
条件を見てしていなければ、以下を行う
- Mentat(1ラウンドだけ使えるワーカー)を持っているプレイヤーはボードに変える。
- 各自のワーカーを手元に戻す
- スタートプレイヤーマーカーを左隣に渡す
そして新しいラウンドを開始する
ルール補足
イントリーゲカード - PLOTタイプは、プレイヤーターンの自分の手番時にいつでも利用できる。Combatは、コンバットフェイズにのみ利用できる。Endgameはゲーム終了時のみ効果を発揮する
Fremen Bondというカード効果は、プレイヤーターンのリビール(Reveal)の時に発生する。このとき、対象のカード以外に少なくとも1枚のFremenに属しているカードを公開することが必要(カードの属性は左上に記載されている)
カード補足
イントリーゲカード
- ALLIED ARMADA - 4つのファクショントークンのうち1個以上を持っていると使える効果と思われる