デッキ構築とワーカープレイスメントの融合が魅力の「アルナック」。プレイしていて間違い安そうな点を整理しました(2022.06.22 第2版)
以下の記述は基本的に日本語のマニュアルに準拠しています。一部BGGのフォーラムを参照していますが、その際は記載してあります
ラウンドの流れ
ラウンドの流れは以下の順に行います
- カードを引く
- ターンをスタートプレイヤーから開始(アクション1回とフリーアクションX回)
- パス(アクションを1回も行っていなければパスは強制)
- 次ラウンドの準備:守護者等から恐怖カードを貰うのであれば受け取りプレイエリアに置く。プレイエリアのカードを全て混ぜてシャッフルし、山札の下に入れる
- 月の杖を移動する。青なら杖の左右を1枚、赤なら左右を2枚除去する
ポイント
- カードをシャッフルするのは4フェイズ目のみ。ラウンドの途中で自分の山札が切れても途中でプレイエリアにあるカードをリシャッフルしてはいけない。山札が途中で枯渇したらそれ以上カードを引けない。
カードの配置場所
特別な指定が無い限り以下のように処理を行う
- 手札からプレイしたカードは「プレイエリア」
- 購入したアイテムカードは「山札の一番下」
- ラウンドの途中に山札の下に入るのでカードを引く効果で即手札に入れる可能性がある点に注意
- 購入した遺物カードは、効果解決後に「プレイエリア」
- 受け取った恐怖カードは「プレイエリア」
- ラウンドでパスした時に手札に余っていたカードは「プレイエリア」か「手札に残す」
各種効果
基本前提
- プレイヤーにとって有利な物は任意。プレイヤーにとって不利なものは強制として処理する(BGG)
特徴的な例
- カード1枚引く+カードを1枚除外
- この効果の場合は、両方とも有利な効果なので、0枚引いて1枚除外しても良いし、1枚引いて除外しないを選択してもよい
- カードを1枚引く+手札からカードを1枚効果なしでプレイエリアに出す
- この場合は、後者が不利な効果なので、カードを1枚または0枚引くにしてもよいが、手札からカードを1枚出すのは可能な限り強制
その他
- カードを破棄する効果の対象にできるのは、「手札」か「プレイエリア」のカード
- 「ワーカーを置き直す」と書いている効果は、既に配置しているワーカーを別の場所へと移動させる。この置き直しには「移動コストが不要」(先導者のサンダルや先導者の杖などの効果)
新しい場所の発見と守護者の撃退
- 場所を発見して「偶像」を入手した場合は、「直ちに」その効果を解決する(後に残しておけない)
- 守護者を撃退してタイルを受け取った場合、その守護者の恩恵は、「ゲーム中任意のタイミング」で使用できる
- 新しい場所を発見した時の正確な処理順番は以下の通り
- 発見した場所の偶像を受け取り、直ちに効果を解決する
- 発見した場所の「場所タイル」を取り表向きで配置する。同時に場所タイルの効果を解決する
- 守護者のタイルを1枚取り発見場所に配置する
重要な点は、「守護者」の内容を見るより前に、偶像も発見した場所も効果の解決が終わっている事
個別ボード
蛇の寺
- 4段目に拡大鏡が入った時の助手獲得は、「任意のスタックを1つ選択して、中身を全部見る。後に1つを選択して、タップした状態で受け取る。助手のスタックは元の順番を維持してボードに戻す」という処理になります。
版数
- 1版 - 初版発行
- 2版 - 新しい場所を発見した時の処理に順番を追加