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2月 17

Dogs of Warレビュー

ゾンビサイドなどで有名なCook Mini or Not社の傭兵ゲーム「Dogs of War」です。

Dogs of War箱絵

Dogs of Warでは6つの家が4年間にわたって争っているところに、傭兵として参加して、いかに稼ぎ(VP)を上げるかがテーマのゲームです。こういうテーマになると割と個人攻撃もありありの戦争物を連想するのですが、割とそのあたりはスッキリとデザインされています。

まず、このゲームでは、毎年6つの家が1vs1で争ってる戦場が3つ設定され(プレイ人数が少ないと2つになります)、その3つの戦場に自分の傭兵を送り込んでいきます。1つの戦場の片方側の家に自分の傭兵を送り込むと基本的に反対側の家には傭兵を送り込めません(下の写真の赤枠の中が1戦場。右上側の家と左下側の家が戦ってる設定です)。

Dogs_of_War戦場説明

そして、傭兵を送り込むときにカードを戦術カードをプレイして出しますが、この戦術カードがポイントで、このカードに書かれている数字分だけその家がその戦場で有利になります。これは綱引きと同じ要領で最初は有利不利は無しになっていて、戦術カードをプレイして傭兵を送り込んでくれた家がその数分有利になっていくわけです(相手側の家に他のプレイヤーが傭兵を送り込めば引っ張り返される)。

Dogs_of_War_戦場の有利不利

1年が終了した時に有利不利なしとなっているか、どちらかの家が有利になっているかを判定して有利になっている側があればそちらの家が勝利し、そこに傭兵を送り込んでいたプレイヤーは報酬(さらに最も多く傭兵を送り込んでいたプレイヤーは追加報酬あり)を貰えるわけです。

では、負けそうな家に傭兵を送り込むメリットは無いのかというとそうでも無くて、各戦場毎に傭兵を置く事ができる個数は決まっているのですが、その配置できる空きマス毎に配置した瞬間に貰える報酬が設定されています(毎年変わる)。なので、明らかに負けそうだけど沢山お金を貰える(戦術カードはお金で買うのであるほどイイ)とか送り込める傭兵が増えるとか特殊効果のあるカードを貰えるとかが設定されておりマイナスな効果が設定されている場所がないことから、あえてそうした場所に突っ込むのもありなデザインになっています(矢印の先が配置した時に貰える報酬。四角の枠は勝利した側の家に最も多く傭兵を送り込んでいたプレイヤーが貰える追加報酬)。

Dogs_of_War_傭兵置き場

他にも傭兵団毎に特殊な能力を持っていたり、特殊効果のあるカードを使う事で2倍の報酬を得たりすることができ手番毎の戦略が多彩です。

Dogs_of_War_傭兵

傭兵の争いというテーマを選びながらも、どの戦場にどの戦術カードと組みあわせて傭兵を送り込むか、そして送り込む家は勝てるのかどうかといった部分にフォーカスしていてプレイヤー間の個人攻撃や対立がおきずらく素晴らしいデザインに仕上がっているゲームです(毎年対立する家も変わるのでプレイヤー毎に遺恨が残りづらいのもいいですね)。

欠点としては、フィギュアがどっさり入っていて箱が大きく本体価格(送料も)もコスト高になっているところはちょっと残念ですね。もちろん見栄えは良いのですけど、割高になってしまっている感じは否めないと思います。

動画でのゲームレビューはこちらをご覧下さい(^^ゞ

後、本体のルールと傭兵の特殊効果の日本語データ、プレイ用リファレンスシートを作ってみましたので、併せて公開します。ルールの使い勝手や誤訳指摘などをコメントしていたけますと、励みになりますm(_ _)m。

個人的に翻訳していましたルールやサマリを公開しています。ご利用にあたりましては以下の点にご注意ください

  • ルールの利用に伴う問題発生時には責任を公開者は負いません
  • 無断転載禁止です
  • 公開したものであっても、予告なく修正・削除する場合があります

Dogs of Warルール日本語抄訳第3版

Dogs of War傭兵効果日本語訳第2版(M:tgサイズのカードに切り取って貼ってください)

Dogs of Warプレイリファレンス 第2版(ハガキサイズの表裏に印刷すると便利につくってあります)- 2015.03.27誤字を修正して2版にしました

 

 


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