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12月
01

金星の商人新版-ファーストインプレッション

金星の商人の新版がリリースされる、と聞いたのは2011年の秋頃だったと思いますが、版権問題やらなにやらで1年ごしでようやくFantasyFlightGames社からリリースされました。

元の金星の商人(AH社版)が好きだったので、とりあえずファーストインプレッションを書いてみます。

大型化

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FantasyFlightGames社ならこのサイズというのでしょうか、最近の真四角な箱(マンションオブマッドネスやディセントのサイズ)に生まれ変わって大型化してます。元のサイズと比べてもかなり違いがあるので、収納事情からするとこの辺はあまり嬉しくありませんね。大型化したことによってコンポーネントも昔の紙チットからいろいろ豪華にはなっています(上が新版、下が旧版)

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金星の商人-旧版駒

新ルール

今回の目玉?なのがリニューアルされたルールでしょう。再販された場合、大抵追加ルールなのがごてごてとついて、旧ファンがガッカリするパターンが多いですが、そこはぬかりの無いところで「旧版ルール」と「新版ルール」がまるまる2冊入っています(しかも旧版で24P、新版は36Pというボリューム)。ちなみに旧ルールは、Classic Game、新ルールはStandard Gameと設定されています。

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この新旧がどのぐらい違うかというと、新ルールにすると以下のコンポーネントを除去するようにと書かれています。

  • 文化トークン(各星系毎に何の宇宙人がいるかを表すやつ-例:Human)
  • シップカード(プレイヤーの宇宙船能力を表すやつ)
  • 需要トークン(Demand)
  • 工場の権利と生産物(Factory Deed/Goods Tokens)
  • 宇宙ステーションの権利(Spaceport Deed)
  • その他こまごま

旧版をプレイされた事がある方なら、「そこまで除けたら別のゲームじゃないの?」と感じるんじゃ無いかと思ってますが、主立った要素は入れ替わりになっています。

こうなると何が追加されてんの?と言う点で見て見ると

  • ダッシュボードカード(宇宙船を表す新しいカード。レーザやシールドの能力、パイロットなどを表す)
  • パイロット(全プレイヤーはレベル1のパイロットから初めてレベルアップしてゆく)
  • 大量の各種カード(ミッションカード、チャレンジカード、遭遇カード、報酬カード)

主なところは上記のような感じです。商品を運ぶのが中心だった旧版から、各種のミッションや遭遇処理などが追加されてFFG社らしい感じにはなってます(面白いかどうかはまだ謎ですが(^^;;)。あと、30ラウンドで終了というルールが追加されているのでいつまでもプレイするというのは無くなったみたいですね。

このぐらいルールやコンポーネントが変わってるとボードとかどうなるの?と思いきや、ボードはリバーシブルになっていて「旧ルール用」と「新ルール用」に完全に分かれています。

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ここまで来ると2つのゲームで共通コンポーネントがあるだけじゃないの?と思わなくもないですが旧版をプレイしたいプレイヤーには嬉しい配慮かもしれません。

旧ルールでの違い

旧ルールでプレイするときもいくつか変更はかかっているようです。

  • コンポーネントの問題から最大4人までに変更
  • 選択できる種族がEeepeeep,Whynom,Human,Qossuthに限定
  • 文化の番号体系が1〜10であったが、1〜14に変更(aとかbとかを無くした)
  • 工場の生産物が通常の生産物を完全に別だったけど、その扱いを少し変えた(通常生産物の高利益版)
  • Fares(タクシーの客)の運び先を調整
  • Colony WorldにあるNavigationから別の星域に移動できるよう修正

こんな感じです。あちこちいじってはあるようです。この辺は実際にプレイしてみてどのぐらい違うと感じるか試して見たいところですね。

ボードデザイン

ボードの外見は相当変わっています。上側が今回のボードで下側が旧版(AH社)のボードです。かなり今風な色合いとデザイン(多少目に痛い気もしますが)になっています。

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考えてるな、と思ったのは惑星と繫ぐところの線の色をわざわざ変更していて、そこだけ移動コストが違うのを視覚的に分かるように変更しています(大気があるから移動コスト増というのは以前は覚えるしかなかった)。

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ほかだと、ナビゲーションの数字は前回の方が見やすかったんじゃないかなとかは思います(上が新版、下が旧版)

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ざっとみたところ、こんな感じでしょうか。あっと、忘れるところでした。コンポーネントの1つである「お金」。これが従来はいわゆるAH札が入っていたのですが、チットに変わっています。かなり細かい金額のお金を常にやりとりするゲームなので、これはさすがに不便じゃないの?と思わなくもないです。

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新しいルールを入れるといつもいろいろ言われるから、旧ルールも新ルールもプレイできるようにコンポーネントは2倍近く入れて、あとは好きな方でプレイしてね!という感じで作られているようです。旧ルールのほうも若干修正がはいっているので、まずはその辺りからプレイしてプレイ感が変わっているのか知りたいところです。

 


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