The Game Gallery

ボードゲームに関するレビュー・プレイレポート・サマリーなどを掲載しています

2020.01 クローズ会

気になっていたゲームをプレイしましょうということでクローズ会。この日は、しのさん、師匠、どみっちさん、PHYさんと私の5人

タペストリー

間も無く日本語版も出るらしいタペストリー。せっかく手元にあるのでプレイしましょうということで、まずはこれ。 侵略・技術・探検・化学の4カテゴリー毎に成長トラックが準備されているので、どれにどのぐらい注力して進んでいくのかというのがポイントのゲーム。見かけはサイズよりさらに4xに近い印象だけど、プレイした感じだとEliminateの要素は少ない。

4カテゴリーのトラックはどれを進めるにしてもリソースが必要なのだけど、序盤はリソースがかつかつ。 それ故に4種類あるリソースのどれを利用してもトラックを進めることができるのだけど、すぐにトラックに対応した種類のリソースがないと進めなくなる。この辺りのどの成長トラックを最も重視してゆくかというあたりを考えていくのはなかなかに面白い。

同時に、プレイヤー能力がものすごく派手なので、その派手な能力に対応したトラックを中心に伸ばすのが良さそうだけど、途中で得られるタペストリーカードの能力も驚く程に強力なので(運の要素が強すぎると思うかで好みは別れそう)、それに合わせた方向修正もあるかもしれない。

この時のわたしは、さすがに初回プレイだったので4つのトラックをどれもほどほどに伸ばしてみた、という感じ。探検はとりあえずある程度進めないと領土を広げられないので(広げた時にリソースやカードを得られる)必須として、侵略をどの程度するのか(侵略すると隣接領土を取れてさらに先へ探検できるようになる)は基本として難しい。

特に初期の探検でリソースを得られないと、最初の時代でできる手数が非常にするくないので、もうちょっと初期配置系はバランスが取れててもいいんじゃないかな(プレイヤー能力はすでにかなり修正が出てる)、と思わなくもない。しかし、面白いのでしばらくプレイしたい。

しの PHY HAL99 師匠 平均
7.0 6.5 7.0 7.0 6.87

(どみっちさん分は私が確認漏れ)

SteamRollers

蒸気の時代を紙ペンゲームに入れ込んだという不思議なゲーム。

共通ボードに運ぶべき商品が置かれていて、一定の都市から商品が枯れたら終了という流れ。てもとには線路を敷設するシートが配られていて、そこに線路を敷設してゆく。 面白いのは、スタートプレイヤーがダイスを人数+1個振って、それは順にピックアップ。取ったダイス目のエリア(シートは6つのエリアで区切られてる)に線路を敷設するか、ダイス目の都市から荷物を運ぶか、リンク数を上昇させるか(各数字につき一回改善できる)、特殊能力を得るかができる。 プレイしてると思いの外に荷物が減るのが早かったので、これはもうゲームが終わるなと思って、2〜3リンクぐらいで運び始めたら、その距離で運べるものは無くなって、しかもゲームは終らないという状況で、予想外れ。こりゃいかんと思って、長い線路を敷設してる途中で師匠が巨大ネットワークの敷設に成功して、輸送を開始してゲーム終了。

これは面白い。どうじに、どのぐらい線路を敷設するか、どのルートにするか(オプションルールを採用していて、線路を敷設出来ない場所がある)が悩みどころでいい。良作

しの PHY HAL99 師匠 平均
6.5 6.5 6.0 7.5 6.6

ブルゴーニュ

マップ 2を3人でシールド拡張付。シールド拡張入。

シールド拡張は、ダイスでゾロ目が出た時に、対象の目の場所にシールドがあれば(ゲーム開始時に初期配置する)購入できるというもの。このシールドは4・8・12点のいずれかの勝利点が付いている上に、特殊能力がありかなり強い。 ただし毎ラウンド終了時に維持費を支払わなくてはならないので、そこがポイント(鉱山からの収入を得る前に支払う)。

ゾロ目が出ると基本的にショボイのでこのシールドが選択肢としてあるのは良い感じ。 マップ2も感覚が変わっていてこれも面白い。ブルゴーニュやはり面白いね。

しの HAL99 師匠 平均
8.0 8.0 8.0 8.0