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アークノヴァ 間違いやすい点

多用な動物を集める事が目的の「アークノヴァ」。プレイしていて間違いやすそうな点を整理しました(2022.02.20 第2版)

以下の記述は日本語のマニュアルに準拠しています。マニュアルと小辞典で差異がある場合には、小辞典を優先することにしています。

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セットアップ

全体的な準備

  • 訴求点(収入側)の初期位置は、プレイ手番順によって+1.+2される
  • 基本保全カード(緑のカード)は、2・3人プレイ時は3枚、4人プレイは4枚公開する
  • 協会ボード上の定型動物と大学タイルは、各1枚を配置する

プレイヤー側準備

  • アクションカードは、左端が動物固定。残り4枚がランダム。

プレイ

アクションカード全般

  • カードに書かれてるXは、対象のカードが配置されている位置で指定されている
  • Xトークンを使うとカードが配置されている場所のXに+1が出来る。1手番で複数枚つかえ5を超えても良い
  • 一部の動物カードは、「アクション完了後」に効果が発揮される。
    • 選択したアクションカードの全効果が完了して隣のプレイヤーの手番に移る間に実行される(使用したアクションカードを1の位置にずらしたさらに後)
  • 選択したアクションカードの効果を全く使用しないことは出来ない。
    • ただし、カード効果を使わない代わりにXトークンを1枚貰うという効果に読み替えて使用するのは可
  • Ⅱ面の「動物」「協会」「後継者」は、ディスプレイにある所定のカードを直接プレイできる。
    • この場合は、プレイしたいカードが置かれている場所(1〜6)に等しい金額を支払う。また、自分の評判の範囲内のカードしか選択出来ない。

カードアクション

  • 休息を2進めてからアクションを行う。仮に休息に入っても、それは手番が終了して、次のプレイヤーの手番になる間に行う。
  • カードアクションで手元にもてるカードの上限数はない(休息に入った時に手札上限枚数まで減らす)
  • カードのアクションが終わってから、ボード上にカードを補充する(即時補充はしない)

建設アクション

  • ふれあい動物園・大型鳥類館・爬虫類館は、各プレイヤーの動物園にそれぞれ1つまでしか建築出来ない
  • 売店を複数個建てる時は、売店同士の間に2マス以上空きがなくてはいけない

動物アクション

  • 囲い地で通常と特殊の両方が書かれている動物は、配置時に何れかを選択する。
    • 特殊を選択した場合は、特殊囲い地アイコンの中に書かれている数のキューブを所定の特別囲い地に配置する
  • 大型鳥類館・爬虫類館を建設した時に、「既にその特別囲い地に配置できる」動物を通常囲い地に持っていれば、建設時に一度だけ既に配置済みの動物を移動してもよい(通常囲い地を表に戻して、特別囲い地に所定数のキューブを置く)。複数対象がいる場合は、個別に選択してよい
  • ふれあい動物(山羊のような白黒のアイコンが書かれてる動物カード)は、特別囲い地のふれあい動物園にしか配置できない。サイズが1の通常囲い地にいれたり出来ない点に注意

協会アクション

  • 協会ボード上の仕事で同じ場所を実行するには、1回目は1人、2回目は2人が必用(他プレイヤーの配置してるコマ数は関係無い)。自分の人が置かれていない別の仕事をする場合には、再び1人で良い
  • 提携動物園の3枚目以後を取るには、協会Ⅱ面でなくてはならない
  • 提携動物園・提携大学は同じ種類を複数持つことは出来ない
  • 保全計画の支援は、ゲーム開始時に公開されているカードを達成するか、手札(Ⅱ面ならボード上から直接)出して達成してよい。
    • 手札かボードから出したら、協会ボードの上側に置く。支援したカード上には自分のキューブを配置する。
    • キューブを配置すると必ず即時効果が付いてくる(上側は休息毎に効果を得られる)。
    • 保全カードを出した場合は、カード右下に出したプレイヤーだけが得られる即時効果が書かれている事がある

後援者アクション

  • 一部の後援者カードは、後援者Ⅱ面でないと出せないカードがある

その他

アイコン

  • 動物をプレイするときに、アイコンが条件として書かれている時は、「動物をプレイする前に」そのアイコン条件を満たしている必用がある
  • カード効果でアイコンが対象の場合(所定のタグを持っていると収入を得る等)は、「プレイしたカードのアイコン自身も対象に含む」。
    • 所定のアイコンをプレイする度に効果が発揮するカードを出し、そのアイコンがプレイしたカードに付いていれば、即座にその効果を得られる
  • 同じアイコンが複数書かれているカードを出した場合、各アイコン毎に効果を得られる。
    • 例えば、アフリカアイコンが2枚付いてるカードを出す場合、アフリカ動物に対する割引を持っていれば、2倍割引を受けられる。

野生復帰

  • 動物を野生復帰させた場合
    • 対象の動物を手元に配置してる場所から捨て札に移動する
    • 対象の動物カード右下に記載されている訴求点(収入側)を失う
    • 保全点や評判点は失わない
    • カードのプレイ効果によって得ていた訴求点があっても、それは失わない
    • 対象の動物の条件を満たす囲い地の中で最も小さい囲い地を表面にする。この時は、水や岩の隣接条件は無視してもよい
      • 注意:オフィシャル英語版のFAQ -2022.02.15版 - によると、[基本は水と岩の条件を無視できない。ただし、希に大きさは満たすが水と岩の条件を満たすことが出来ない囲い地しか残っていない場合には、水と岩の条件を無視して良い]、と修正されている。プレイする際にプレイヤー間で何れかを採用しプレイ中は統一したルールに従うのが良いと思う
    • 特別囲い地に収納できる動物を野生に返す場合は、優先的に特別囲い地上のキューブを除去する。この除去が出来ない場合にのみ、通常の囲い地を表にする選択肢をとれる

以上